我究館に通われる前はどのような就活のご状況でしたか?一番心配だったのは、息子が「みんなと揃ってちゃんと着地できるのかな」という点でした。周りの友達がどんどん就活を進めていく中で、息子だけ取り残されてしまうのではないかという不安がありました。それに加えて、息子が一人で孤独を感じてしまい、不安から「就活うつ」のような状態になってしまうのではないかという懸念も持っていました。私の周りの友人の子どもたちは、一流大学に通っている子が多くて、そうした話も自然と耳に入ってくるんです。そんな中で、「うちの子、特別な取りえもないのに、この先どうするんだろう」と、正直なところ危機感を覚えていました。就職活動の準備を始めたのは、我究館に入ったのとほぼ同じタイミングでした。それまでは「やらなければ」と思っていたようですが、何から手をつけていいのか分からず、ずっと避けてしまっていたようです。そのため、他の学生より出遅れているという感覚が本人にもあったと思います。就活を始める前は、自分の大学の肩書きがどこかで足かせになっていたようで、学歴に対するコンプレックスから自信を持てていませんでした。もともと「良い大学に行った人が良い企業に行く」と思い込んでいた節があり、「下剋上」なんて起きないと思っていたようです。留学から帰ってきた大学3年生の8月頃から、TOEICの勉強を始めました。私は「800点はないといけないわよ」と伝えていて、最終的に900点まで取ることができました。そのTOEICの勉強期間中は、私の意向で就職活動は一切行わず、まずは英語の勉強に集中してもらっていました。我究館に通ってもらった決断理由は何でしたか?私は、他の就活支援サービスも含めて3社ほど面談を受けた上で、最終的に我究館を選びました。決め手はいくつかありますが、まず一つはコストパフォーマンスの良さです。特に、面接練習の回数が無制限という手厚いサポート内容にとても魅力を感じました。就職活動は人によって成長のスピードも違うので、回数に制限がないというのは安心できましたね。もう一つ大きかったのは、担当コーチの熱量です。担当してくださった小田切コーチが「大丈夫です。任せてください」と力強く言ってくださって、その言葉にすごく信頼感を持ちました。とにかく情熱的で、この人になら息子を任せられると思いました。それに、大学受験までは親としてしっかりお金も時間もかけてきたのに、最後の就職活動の段階で手を離してしまうのはもったいないと感じていました。だからこそ、「就職まできちんとサポートしてくれる場所」を選びたいという思いがありました。我究館はその点で、親としても納得できるサポート体制が整っていたと思います。息子自身も、面談で小田切コーチと直接話をして、「この人は信頼できる」と感じたようです。他の塾のコーチと比べても熱意が伝わってきたようで、小田切コーチの存在が入塾の大きな決め手になったと言っていました。我究館に通ったお子様にどのような変化を感じましたか?我究館に通い始めてから、息子の表情が本当に変わりました。最初は不安ばかりで自信が持てずにいたのですが、通ううちに少しずつ明るくなっていって、「不安が拭えた」と本人も話していました。基礎講義で一つひとつ段階的に「こういうことが必要なんだ」と教えてもらえたことで、自信がついたようです。私から見ても、通うたびに変化がありました。「明らかに1回1回帰ってくるたびに違うな」と思うほどで、顔つきや言葉のトーンまで変わっていくのを感じました。自己分析やキャリア設計の面では、息子は自分のことを過小評価していたようですが、コーチングを通して「自分にも周りをまとめる力がある」と気づいたみたいです。例えば、クラスで食事に行くときに自然とまとめ役になるようなタイプだということに気づいて、驚いていました。キャリア設計については、もともと父親(私の夫)がインフラ系メーカーで営業をしていた影響が強かったようですが、我究館でのコーチングを通して、「父とは違う自分の個性」や「自分なりの軸」を見つけられたと話していました。小田切コーチの存在は、息子にとって本当に大きかったと思います。面談を通していつも自信を与えてくれる言葉をかけてくださって、モチベーションの支えになっていました。面談のたびに、息子と「今日も小田切コーチと話せてよかったね」と私たち親子で話すくらいでした。息子にとっては「お兄さん的存在」で、社会人で言えば“良い先輩”のような感覚だったようです。私自身も、小田切コーチは「すべてを引っ張ってくれる人」というよりも、「気づきを与えてくれる人」だと感じていました。就活のためだけでなく、社会に出た後の人生にも役立つ考え方や視点をたくさんいただきました。特に印象的だったのは、小田切コーチが「お金とかじゃなくて、本当に自分のやりたいことを軸にする」という考えを持っていたことです。その姿勢が息子にも伝わって、就職に対する考え方が大きく変わっていったように思います。また、我究館では仲間にも恵まれました。就活の悩みを気兼ねなく話せる環境で、大学の友人には言いにくいウェブテスト(SPI)の悩みなども共有できたようです。SPI対策については、私も少し関わっていて、以前自分が昇格試験で使っていた参考書を使いながら、家庭教師のような形で一緒に何度も問題を解きました。二人三脚で繰り返すうちに、息子も自信を持って乗り越えることができたと思います。内定獲得を振り返ってみていかがですか?息子は、5月末にグローバル展開している部品メーカーから内定をいただいたのを皮切りに、半導体や電子部品メーカー、通信事業会社などなど、ほぼパーフェクトな形で次々と内定をいただきました。正直、最初は信じられませんでした。息子は一流大学出身ではないので、まさかここまで結果を出すとは思っていなかったんです。もし一社だけの内定だったら「まぐれかな」と思ったかもしれません。でも、複数社から立て続けに内定をいただいたことで、「これは偶然じゃない、ちゃんと自分の力で勝ち取ったんだ」と確信しました。息子がこの期間で、全体的に自分をアピールする力を身につけたのだと実感しています。本人も、「内定を取れた一番の要因は“自信”だった」とはっきり言っていました。エントリーシートや面接の準備、そして基礎講義を通じて、「自分は今ここまでできるようになっている」という実感を積み重ねられたことが大きかったようです。その自信が面接での受け答えに自然と表れていたのだと思います。我究館の授業料は35万円でしたが、息子も私も本当に納得しています。本人も「今後の人生で一番大事と言っていいくらいの経験だった」と話していましたし、望んでいた結果を出せたので「通って本当に良かった」と感じています。もし我究館に通っていなかったら、どうなっていたかを考えると正直怖いですね。息子が我究館で得た学びの中で、特に大きかったのは「学歴だけがすべてではない」という気づきでした。人物像や努力の過程、準備の質がしっかり面接官に伝わるということを実感できたのは、今後社会人としても必ず役立つと思います。また、「下剋上」、つまり“下から上に上がっていく姿勢こそが評価されやすい”という考え方を知り、学歴に対するコンプレックスを完全に乗り越えられたのも大きな財産です。息子が自信を取り戻し、胸を張って社会に出ていけるようになったのは、我究館での経験のおかげだと感じています。他の保護者様へのメッセージをお願いします就職活動というのは、たとえ子どもが成人していたとしても、完全に「一人立ち」させて終わりではないと思っています。社会に出るまでは、親としてしっかり関わってあげることが大切だと強く感じています。就活は、親子で「二人三脚」で取り組んだ方がいいです。親が寄り添ってサポートしてあげることで、子ども自身の安心感にもつながりますし、結果的に社会に出てからの自信にもなると思います。もちろん、親が全部やってしまうのではなく、見守りながら支えるというスタンスが大事ですね。今の時代、子どもが不安を抱え込んでしまって、親にも言えないまま孤立してしまうケースも多いと聞きます。そうした「就職うつ」のような状態にならないためにも、我究館のような就活塾など外部の力を借りることは本当に有効だと感じました。第三者のサポートが入ることで、親も安心できますし、本人も客観的なアドバイスをもらえる。そういう意味でも、親子で一緒に取り組む姿勢は大切だと思います。授業料の35万円は、学生にとっては決して安い金額ではありません。ただ、私はそれだけの価値があると感じています。親が「これは価値のある投資なんだ」と理解してサポートしてあげることで、子どももハードルを越えて挑戦できるようになります。実際、我究館のサポートは金額以上の価値があったと心から思っています。本当に「お値段以上」でした。息子も、私たち家族が支えていたことをとても感謝してくれています。うちはもともと家族仲が良く、父親も私も社会人の先輩としていろいろ話を聞いてあげることができたのですが、そのおかげで息子も一人で悩みを抱え込むことなく、素直に相談できたようです。それが結果的に、良い就職活動につながったのだと思います。