学生時代は何に取り組んでいましたか?ジャグリングサークルでひたすらジャグリングをしていました。私は「真面目」という言葉をそのまま擬人化したような性格で特別とがった部分がなかったため、なにか特技を身に着けることで、人から認知してもらいたいという背景がありました。今までの挫折経験は何ですか?高校時代の弓道部でなかなか的中率が上がらなかったことです。周囲はどんどん上達して大会でも良い成績を納めているのに、私は弓の引き方の癖を治せず、最後の大会でも全く的に当てられませんでした。一方、就活の挫折は、インターンに全く通らなかったことです。研究室のメンバーはどこかしらに通して、一か月近く研究室に来ないこともありましたが、私は一つしか通らず本当に社会人になれるのかと一年間ずっと焦っていました。我究館に入ったきっかけは何でしたか?夏インターンに全く参加できなかったことです。このままだと本当に社会人になれないと危機感を感じたので、藁にもすがる思いで入りました。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?「IT系の中でもモノづくりと関わりのある事」、「技術者自身が開発を楽しんでいること」です。元々モノ作りが好きで、自分の努力がきちんと形になるという部分に惹かれていました。また、研究を通して、開発を楽しむことが良いアイデアや完成品に繋がるとも考えていたため、楽しい開発を意識していました。それらを踏まえて、本選考ではメーカーのIT系部門またはIT企業のエンジニア部門を中心に受けていました。我究館に入ってどう変わりましたか?就活に対する想いのような部分を明確にできました。入る前は研究分野が近いからや所属している学部から行く人が多いからといった理由で企業を選択していましたが、入塾後はヒアリングや自己分析を通して、どうしてその企業に入りたいのかをある程度明確にできたと思います。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?安心して力が抜けるような気持ちでした。元の研究室のメンバーや友人は全員内定を持っており、自分も早く内定をと焦っていたことと、親族からは大学ブランドによる期待もあったため、無事に獲得できてホッとしました。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?我究館に入館してよかったことは、就活仲間を得られたこときちんと厳しい言葉をくれる人がいたこと私の研究室では、お互いに気を遣ってしまって就活の状況を共有することがほとんどなかったので、就活に関して嬉しいことも苦しいことも話せる仲間の存在は大きかったです。また、この年になると厳しい言葉をもらう機会がほとんどなく、正しい道から逸れてもそれに気付くことができません。ただ、コーチとの面談を通して、道を逸れていることをはっきり仰ってくださったことがあり、軌道修正することができました。我究館のコーチはどんな人でしたか?厳しいことを言うコーチや優しいことを言うコーチなど様々な性格のコーチがいます。ただ、共通しているのは、どのコーチも建前を話さないことです。就活に対する姿勢が間違っているときなどは、口調は違えど軌道修正してくれます。我究館の仲間はどんな存在でしたか?同じチームのメンバーのような存在です。就活に関してどんなことも話せると同時に、メンバーのインターンの参加や本選考の状況がいい意味でプレッシャーにもなりました。他の就活塾にはない我究館の強みはどういった部分だと思いますか?全力で向き合ってくれることだと思います。他の就活塾はわかりませんが、大学のキャリアサポートセンターでは基本的に全肯定であったため、ESや面接で重要なポイントを見落としていてもそれを指摘されることはありませんでした。ただ、我究館では、悪いことは悪いと言ってくださるので、自分に足りないポイントはしっかり拾い集められましたし、ESや面接でGOサインが出たときは自信をもって臨むことができました。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)異色な経験を積み、他者の成長の足がかりとなりたいHaving(得たいもの)分野の最前線を走れる技術力、普通の社会人では送れない機会Giving(与えたい影響)新しいものを開発して、人々の生活を豊かにすること。未来の世代がさらに社会を前進させられるような基礎を作ること。将来の夢は何ですか?世の中が驚くようなものを開発し、社会の限界を広げることです。これまでの学生生活や研究を通じて、昨日までできなかったことをできるようにし、人々の生活の選択しを広げたいと思うようになりました。これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。初めの頃はインターンの結果ばかり気にしていましたが、今振り返るとインターンは本選考の素材集めにしか過ぎないと思います。納得感のある志望動機、その企業でないといけない理由、受ける企業の納得感があれば正直インターンは行かなくても何とかなると感じます(今後は採用直結インターンがより増えていくのでわかりませんが、26卒の段階ではまだ大丈夫でした。それでも一部の企業は本選考の枠がありませんでしたが。)ですので、第一志望のインターンに参加できなくても、全くインターンに通らなくても、自分を信じて自己分析と企業研究を頑張ってください。私は夏インターンは1社しか通らず、冬は全滅で、夏に通った1社も最終で落とされました。