学生時代は何に取り組んでいましたか?コロナ禍の海外ボランティアサークルのリーダーとしてサークルを牽引し、新しい形での支援を実現しました。サークルは、マレーシアに渡航し子どもたちに教育支援をする活動をしていましたが、コロナ禍で渡航ができなくなったため、日本からできる新しい支援を考える必要がありました。当時直面した課題は、渡航経験者が全員辞めてしまい、現地の正確な情報を知る人がおらず、支援の方向性が決まらなかったことです。そこで私は、情報収集のため、現地の協力パートナーや現地でソーシャルビジネスをしているOBに連絡を取り、現地のリアルタイムの情報や支援のアドバイスを集めて全体に共有し、サークル員がより具体的なイメージを持って支援のアイデアを出せるように努めました。また、支援方針決定後もパートナーを巻き込んで準備を進め、現地に寄り添った支援を実現しました。今までの挫折経験は何ですか?大学2年の時のコロナ流行で、フランス留学予定だったが、なくなってしまったことです。交換留学1年間の予定がなくなってしまったので、大変でした。国際交流サークルの予定もなくなってしまいました。我究館に入ったきっかけは何でしたか?就活1年目に失敗してメンタルを病んでしまいましたが、去年の1月からようやく就活を始めるようになりました。去年の就活失敗を自分で分析する力がなく、これまでの就活を聞いてもらったり見てもらって失敗の原因を明確にしたいので我究館に入館しました。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?民間企業と公務員の二つに分けて就職活動の軸を考えていました。・民間:旅行業界では、地域の魅力を伝えられる仕事。地方創生をツーリズムで解決したかった。・公務員:東京都の魅力を伝えたかった。就職活動での挫折経験は何ですか? 最初の年で全落ちしたことです。一気に挫折したわけでなく、徐々に挫折していきました。できなくて落ち込んで、通らなくて、本選考もうまくいかなくて、、、という負のループだったことを覚えています。我究館に入ってどう変わりましたか?伝え方を工夫するようになりました。また、自分の当たり前を疑うようになりました。「日本の為になりたい」とクラスの中で言ったときに、「そんなこと思ったこともなかった」ってフィードバックをくれる人がいたり、「私は普通がいい」といわれたときに、周りはそう思ってるのが当たり前だと思ってたので、自分の当たり前が当たり前でないことに気づきました。私が「なんで日本をよくしたいのか」をどうしたら伝わるのか、自分の当たり前や前提を疑うきっかけとなりました。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?去年1年間一人で就活をやって何も結果が出なくて、この結果によって民間就活をどう進めていくかの分岐点だったので、とても安心して号泣しました。東京都庁は内定がよくわからなかったです(笑) 最終合格のあとに内定面談などもありましたが、ここはやはり嬉しかったです。私はずっと社会貢献がしたいと思ってて、それを表現できるところに行けて本当によかったです。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?他に我究館の良かったところを言うと、対面でのクラスだったことです。就活って家に引きこもりがちになるので、外に出るきっかけになりました。我究館のコーチはどんな人でしたか?最初、我究館に入ったときにイメージが違うと思いました。いわゆる「塾」だと思っていたので、色々教えてもらえると思っていました。コーチが「自分は先生ではなくコーチなんだ」とおっしゃっていて、対話をしながら自分がどうすべきなのか、どうしたいのかを引き出してくれました。就活のテクニック的なことじゃなくて、私が今何を考えてるのか、そしてどうしていきたいのかを明確にしてくれました。我究館の仲間はどんな存在でしたか?一言でいうと、会ったことない人たちでした。本音で語ってくれる環境がありました。普段、周りの人がいってくれないことをはっきり言ってくれて、「仲間」という言葉がぴったりだと思います。私の当たり前を崩してくれた存在です。他の就活塾にはない我究館の強みはどういった部分だと思いますか?主観ですが、仲間ができるところかなと思います。他は一対一ですが、横のつながりが強いのがよかったです。学生コーチにも見ていただいたりして、いろんな選択肢があるという点でもよかったです。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)品のある人、相手の立場に立って思いやれる人Having(得たいもの)教養。いろいろやりたいタイプなので、資格や語学など勉強していきたい。Giving(与えたい影響)居場所。友人が人生の過渡期だったりして、そういうのに対しても受け止めてあげられたり偏見持たずに対話していきたい。将来の夢は何ですか?あえて具体的に決めないようにしています。これから東京都の全体像を学んで、そこからやりたいことを具体的に決めていきたいなと思っています。これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。1つ、東京都に関しては、SPIが入ったので焦っちゃったりする人も多いと思うけど、私は1月から始めても間に合ったので、公務員でも目指そうと思ったら遅くても目指せます。ぜひ挑戦できる範囲で挑戦してみてほしいです。2つ目は、休むことは大事ということです。私はどんどん自分を追い詰めちゃったけど、どんなタイミングでも焦ったらいったん立ち止まって休んでもいいのではと思います。心が死ぬと全部止まっちゃうので、自分を大切にして就活していってほしいです。