学生時代は何に取り組んでいましたか?研究・ゴルフ・バイト・留学の順に優先度高く取り組んでいました。研究:応用ミクロ経済学の研究室に所属して、コロナ禍に生じた臨時休校によって生じた経済ロスの推定に取り組みました。ゴルフ:大学入学と同時にゴルフを初めて学生時代にアマチュアの試合で関東大会決勝まで進出しました。バイト:ゴルフクラブショップ、ゴルフ場のキャディ業務に従事しました。留学:カナダのブリティッシュコロンビア大学に研究留学しました。現地の学生を雇ってデータ収集班を組成し、州内の80%近くの教育機関からデータを集めて、最終的に学会発表まで行きました。今までの挫折経験は何ですか?大学院入試で1年目に情報系の学部から経済学研究科に進学した時のことです。データサイエンスの知見はあったものの、院生レベルの経済学の授業に全くついて行けなかったです。必修科目であったのに、授業についていけなくて悔しい思いをしました。我究館に入ったきっかけは何でしたか?我究館は親が知ってて、絶対内定を買ってくれたことで我究館を知りました。修士でみんな博士に行く人が多く、一緒に就活やる人がいないため仲間を求めて我究館に入りました。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?ものづくりがしたいという観点でIT業界を受けていました。その理由としては、・留学中に学んだコンピューターサイエンスの知識を仕事に活かしたいと思ったこと。・バイト先の課題に対して、自分でプログラムを組んで設計から運用までになった経験から、ITのものづくりに強い好奇心を持ったこと。顧客に近い立場での課題解決できると感じた。・取引先や顧客に寄り添った課題解決に取り組みたいと思ったこと。・ゴルフ場やゴルフクラブショップでのアルバイトを通じて、目にみえる範囲の人に対して価値を提供したいと感じたこと。就職活動での挫折経験は何ですか? 11月〜12月ころのラッシュに挫折感を感じました。以下の出来事が重なって起きました。・学部の時に内定をもらっていた企業に落とされたり、大学院の同期が選考通過した企業に自分だけ落ちました。・自分なら通るだろと少し自分を過信していて、自己分析、Webテスト、面接対策を怠っていました。 ・家族関係、恋愛、研究活動で立て続けに辛いことが発生して、メンタルが崩壊して一週間就活ができなかったこと。その後は、我究館の友達に話を聞いてもらったりして徐々に回復しました。また、第一志望企業のES・SPI選考の通過連絡がきて一気に吹っ切れました。我究館に入ってどう変わりましたか?知識・情報の共有がもっとも変わったと思った点です。自分は学部の時に就活していて、ある程度の企業から内定をもらっていたこともあり、少し過信していましたが、実際は情勢が大きく変わっていました。そんな中で、大学院の研究室同期は皆博士課程に行くため、一人で就活しており、フレッシュな情報を得ることができていない状況でした。我究館には生徒間の交流が根付いているため、自分にわからないことがあると、いろんな仲間が情報を共有してくれたり、人を紹介してくれたため、就活という情報戦を戦い抜くことができました。また、メンタルがしんどい時の共感者にもなってくれました。入館前は一人で就活をやっていたため、うまく行かないことがあると家族などに相談していましたが、実際に就活をやっていて自分のリアルな感情に共感してくれる仲間に出会い、彼らの存在に本当に救われました。仲間がしんどそうなときは、自分も徹底して寄り添ったので強い信頼関係がありました。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?自分のこれからの未来にワクワクが止まらなかったです。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?「自分に向き合えたこと」が我究館に入ってよかった点です。学部時代に、「なんとくなく」大学院に進学するというというキャリア選択をしてとても後悔した経験がありました。我究館に入ってからは、将来の理想・目標からから24歳の自分が取るべき選択を逆算して考えることができました。自己分析とかもいろんな人と壁打ちしながら深掘りすることができました。大学院で就活を一緒にできる人がいなかったので、我究館で高いモチベーションで就活に向き合う友達ができたこともよかったポイントです。我究館のコーチはどんな人でしたか?基本共感してくれるけど、違うと思ったら迷わずに教えてくれる人でした。我究館のクラスでは基本的に自分の将来について肯定してくれることが多く、未来に対して前向きに捉えることができました。けど時には、それってほんと?とかその点はもっと深ぼれると思う、といったmore pointを的確に指摘してくださった印象があります。一番覚えているのは、弱みについて考える講義の際、はじめに自分が発表した弱みにたいして、「それって本質的な弱みではない」と伝えられ、改めてその点について再考してみた結果、就活にも使える本質的な弱みを見つけることができました。我究館の仲間はどんな存在でしたか?彼ら、彼女らなくして今の自分はないと断言できるくらい互いに助け合える関係性でした。1月に入館した自分を快く受け入れてくれて、惜しみなく就活のノウハウを伝授してくれました。自分の就活も応援してくれたし、自分の彼らの内定報告を心から喜ぶことができるような、まさしく互いを高め合えるような仲間でした。他の就活塾にはない我究館の強みはどういった部分だと思いますか?内定がゴールではないところだと感じています。BHG(将来のなりたい姿・得たいもの・与えたい影響)を実現するための手段として、就職先があるという考えに共感しました。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)スペシャリスト(できればIT分野)Having(得たいもの)心の拠り所となる家族Giving(与えたい影響)テクノロジーを社会の一部にこれから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。先入観に縛られないことが大切だと思います。自分も就活開始当初はなんとなくで総合商社、広告業界などのみんなが受ける人気業界を受けていました。しかし、この業界はこうだみたいなステレオタイプやバイアスは正直無駄で、自分を理解する必要があると思います。ブランド志向は最悪です。私自身もイメージだけで就活をしていて、途中までは商社っぽく、広告っぽくなど寄せてた部分も多かったです。そうすると、自分に本当にマッチした会社に出会えなくなります。一度、ブランド志向を取っ払って、自己分析をすることが、就活の一番の近道です。