学生時代は何に取り組んでいましたか?サークルの幹部活動です。100名程のイベントサークルで企画職と会計係を務めていました。サークルメンバーを増やすために幹部会議を導入し、計画的な運営を心掛けました。また、学内の学生にも活動勧誘を行うことで知名度向上にも繋げることが出来ました。今までの挫折経験は何ですか?私の挫折経験はダンスを諦めてしまったことです。大学3年の4月、サークルの幹部とダンスサークルの練習を両立させていましたが、幹部活動に割り当てる時間が大半となって、継続が難しくなり、ダンスをやめるという選択に至りました。この経験から幹部活動を選んだ選択は「組織の中でやりがいを見出すことでモチベーションが生まれる」という新たな発見に繋げることができたと考え、現在ダンスは趣味の形で楽しむことができています。我究館に入ったきっかけは何でしたか?自分自身では自己分析や就活の面接を進めていくことは少し難しいと感じていたからです。自分自身への深堀や面接練習にも誰かのアドバイスや協力があった方が、第三者視点からのアドバイスを頂けると判断しました。両親といくつかの就活塾を検討し、最終的には友人が我究館に通っており、自己分析を友人と共に進めることが出来ることに良さを感じていると感想をもらったことから、我究館に入塾することに決めました。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?私の就活軸は主に2点あります。1点目は「人々の生活に影響をもたらすこと」、2点目は「学び続け、成長することができるかどうか」というものです。これらは自身の長期インターンシップの経験によるものであり、経験を活かして、人々の生活にプラスになる事業を行いたいと考えていました。お客様と密接に関わりながら、成果を実感しつつ、自己成長にも繋がることが出来ると考え、商社業界に選考を進めていました。就職活動での挫折経験は何ですか? 2024年の6月、第一希望の企業に最終面接で不採用通知を受け取ったことです。話していても感触があり、私自身のことを多角的に理解しようとしてくれていることが感じられた、手ごたえを感じることができた面接でしたが、メール一本で不採用にされました。7月からは大学の期末試験期間が始まってしまったため、切り替えができずに、両親ともあまり会話ができずに、一週間ほど落ち込んでいました。我究館に入ってどう変わりましたか?人に何かを伝えることが好きになりました。人と会話することは元から好きではありましたが、自分のことをあまり知らない友人や講師のコーチにどのように伝えれば自分を理解してもらうことができるか、面接の一歩手前として、模索しながら学ぶことが出来たと感じています。文章構成、言葉遣い、説明の順序等、人によって感じ方、理解スピードも異なるため、時と場面で臨機応変に対応していく力も身に着けることが出来ました。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?内定をいただく中で、正直すべての企業様に同じ喜びを感じていたかと言われるとそうではないことも事実でした。もちろん初めての内定には安堵が大半を占めていました。しかし早期選考や大量採用の会社様は安堵と少しの納得感のようなものも得られました。そして第一志望の企業様からの内定通知には圧倒的に喜びの思いが大きかったです。自分が行ってきたことが報われたという達成感が大きく得られました。我究館のコーチはどんな人でしたか?私の内面を表面に引き出してくれる方でした。いくつかの私自身の過去の経験や性格を説明したのちに、知りたいと思ってくれているという雰囲気を感じつつ、私たちが言葉にして自分を理解することができているかの、いわば「答え合わせ」をして下さっているかのような感覚でした。声に出して自分で考える機会が多かったことで、毎講義に何かしらの気づきを得ることが出来ました。我究館の仲間はどんな存在でしたか?仲間であり、エネルギー。同じコーチと同じ講義を受けていることでまだ就活が終わっていない仲間。そして、お互いの性格や本質的な考えを話し合うことで価値観を共有し合った仲間。そしてこれは私個人的な立場によるものであるが、早慶のメンバーが多かったため、MARCH生である私は「負けたくない」「頑張らなければ」という気持ちに自然と駆り立てられたため、個人的には少しライバル視しているような形に自然となっていました。将来の夢は何ですか?2点あります。1点目の私自身の話では「興味ある部署のエキスパートになりたい」というものです。1つの分野を極めることが好きであり、他の人とは違う舞台での勝負をすることで自分自身を際立たせることができるため、専門家を目指したいです。2点目は「その人らしさを表面化させることが出来る環境を提供したい」というものです。何か障害を感じて挑むことができないというような不安や悩みを解消し、その人が夢に向かって進むことが出来る環境提供を行いたいです。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)仲間と目標に挑み、達成できる人Having(得たいもの)ずっと長く一緒にいることが出来る友人がほしいGiving(与えたい影響)「その人らしく」を実現できるように、夢や希望を叶えてあげたいこれから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。2点あり、1点目は「夢を見て高みを目指すのもいいが、現実的な視点も見ておくべき」。2点目は「最後まであきらめないこと」です。自分の好きなことを仕事にしよう、トップレベルと言われている会社様ばかりを見ていると、自分へのモチベーションややる気もどんどん損なわれてしまうため、大学受験と同じように上から下までランクでわけて挑むべきだと思います。また早く終わらせたいからという思いで妥協してしまっている同期を多く見ました。「ここでいい」ではなく「ここがいい」を最後まで大切にするべきだと思います。