学生時代は何に取り組んでいましたか?アメリカとマルタでの長期留学を通じて、語学力と異文化コミュニケーション能力を磨きました。また、帰国後には大学の交換留学生サポーターとして活動し、大学3年次には新たな挑戦として友人と共にカンボジアでの浄水器設置プロジェクトに取り組みました。今までの挫折経験は何ですか?留学中、日本にいた時には気づかなかった友人との距離感や感情の表現方法に戸惑い、行動量が減っていました。完璧主義が強く、相手を思いやって発言したつもりが、しばしば意図と異なる受け取られ方をしてしまうことが多く悩んでいました。そんな時、留学先の先生から「辛い時こそ柔軟でいるべき」という助言を受け、自信不足が原因だと気付きました。そこで、積極的に意見交換ができる討論会に参加し、知り合った人々に感謝の言葉を伝えるよう心掛けました。その結果、多くの友人を得ることができ、帰国後は街中で困っている観光客に積極的に話しかける自信がつきました。この経験を通じて、多文化の中でコミュニケーションを図る際には自分の意見に自信を持ち、積極的に行動することが大切だと学びました。我究館に入ったきっかけは何でしたか?正直に言うと、親が納得する内定先を確保したいという思いが強かったからです。私は1年間大学を休学して留学していたため、卒業が1年遅れることに不安を感じていました。また、異文化理解を深めたいという気持ちも強く持っていました。そのため受けさせられているという気持ちがあり、初回のクラスを100%、凡事徹底をして参加できませんでした。しかし、積極的なクラスメイトのサポートや定期的なコーチ面談を通じて、時間をかけながら将来やりたいことと実現可能なことが明確になりました。他の仲間と比べるとエンジンがかかるのが遅かったのですが、辛抱強く自分の弱みや挫折と向き合うことで、納得のいく内定先を得ることができたと感じています。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?①国際的に働く自立した女性としてのキャリアを築くこと②多様な人々の架け橋となること③自他が認めるプロフェッショナルとして成長することこれらの就活の軸をもとに、政府機関、広告代理店、航空業界を中心に企業を検討し、応募していました。就職活動での挫折経験は何ですか? 第一志望の企業から内定を貰えなかったことです。ES選考の前にOB訪問や小論文の審査があったりと選考フローが長かった分、熱意の高かった企業だったのですが、最終面接に行けませんでした。自分なりに準備が整っていたので、何が原因だったのかわからず後悔が大きいです。落選の結果が出た次の日に別の企業の最終面接があり、「こんなところで凹んでいられない」と気持ちを切り替えることができました。我究館に入ってどう変わりましたか?一番は助けを求められるようになったことです。クラスが始まった時は「講義を受けさせられている」という受け身な気持ちでした。ただコーチとの面談やクラスメイトとの会話で「自発的に行動をしないと何も変わらない」と気づき、その後は損得勘定を抜きに人を頼り、また頼られることができるようになりました。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?3年生の5月から就活をしていたため「あ〜やっと終わったな」という安堵感が大きかったです。それと同時に来年から社会人になり、自分が働きたかった場所で働くという責任感からくる不安を覚えました。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?積極的に行動ができるようになったことと、自分が得たものを他の人にも伝播したいという気持ちが増えたことです。入館する前は自分が〇〇したいという自己中心的な気持ちが先行していました。しかし講義で「give&giveの精神」の大切さを聞き、実際に誰かに教え始めたことで、楽しさとやりがいを感じました。入館する前と比べると、今は困っている人に自ら話しかけられたり、できる範囲でサポートしてあげられたりするようになりました。我究館のコーチはどんな人でしたか?軌道修正やアドバイス、困っている時はセラピストのように話を聞いてくれて、否定せずに最後まで寄り添ってもらえる存在でした。特に一番就活で忙しかった時期は、ES添削や模擬面談で優しく寄り添ってくれました。複数のコーチを活用したことで、多様な意見をもらうことができました。我究館の仲間はどんな存在でしたか?就活全体のモチベーションでした。我究館を通して、大学や経歴が全く違う仲間との出会えました。最初は同じ25卒としてライバル視をしていたのですが、選考が進んでいくごとに「この仲間だったら信用ができる」と思えるようになり、お互いにアドバイスをし合える同志のような存在になれました。将来の夢は何ですか?「国際的に働く自立した女性になること」です。「自立した女性」の理由は、アメリカ留学中に出会った同い年の子がきっかけです。生まれ育った国を出て楽しそうに働いていた姿に憧れました。また「国際的」の理由は、留学や大学の国際交流の経験を通じて、他言語で交流することで、価値観を刺激し合える面白さを感じたためです。まずは空港のグランドスタッフとして英語で外国の人と話したり、日本のおもてなしの精神を身につけて発信したりしていきたいです。将来は日本だけでなく、世界を飛び回りたいです。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)国際的に働く自立した女性Having(得たいもの)新しい地検や経験。「知らない」ことをなくしたいGiving(与えたい影響)夢の実現や挑戦をするきっかけを作りたいこれから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。とにかく場数を踏むことが大事です。私は面接を受ける夢を見るほど、模擬面接をしていました。それくらいやったことで、強みや自分のやりたいことなど言語化が進み、自信がつきました。不安は潰すのが吉です。私は友人の誘いを断るなど、就活だけにフォーカスしていました。