学生時代は何に取り組んでいましたか?特に何かを頑張ったという記憶はあまりないですが、興味の赴くままに読書をしてきました。大学生になり時間ができたので、ネットで本を探し、気になったタイトルの本を読んできました。内容によっては途中で止めることもありますし、良い本は10回読むこともあります。モヤモヤしたときに本を読み返して、今の自分のままでいいと思い出してきました。読書の他にも、塾講師や飲食店のアルバイトをしてきました。今までの挫折経験は何ですか?勉強で成果を残せなかったことです。中学校3年生の時の塾のクラスで、灘高校に余裕で合格する周囲との才能の差に打ちひしがれました。高校3年生で東京大学を受けましたが、不合格。その後にアメリカの大学への編入を目指しましたが、断念しました。その後、高卒2年目に再び自宅浪人し、日本の大学の再受験を目指しました。今振り返ると、勉強が楽しくて量はこなしていましたが、合格から逆算して質高く勉強ができていなかったと思います。また勉強では認められたいという思いから、「東大」という肩書きなど、仕様もないことにこだわっていたと感じます。一度はレールから外れたけど、最終的に大学も入学できたし、内定も獲れたから挫折を乗り越えられたと思います。我究館に入ったきっかけは何でしたか?就活塾に入ろうと思った理由は、①納得のいく就職活動期間を過ごしたかったから。②大学に友達がほとんどいないので、大学には就活仲間がおらず、就活仲間が欲しいと思ったから。③就職活動という新しいことを始める際に腰が重くて、外部からの強制力が欲しかったから(当時は3年生の6月でしたが、サマーインターンのES を書かなければいけないと頭では分かっていても、なかなか書き始めなかったです)。ウェブで「就活塾」を検索し、6社の説明会を聞きました。我究館は学生がアルバイト代からギリギリ捻出できる金額であること、ゴールが内定ではなく、人生をより良くするという長期的な目標を掲げている点に惹かれ、入館を決意しました。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?就職活動の軸は、①法人営業担当として、幅広い業界に接することができること。②提案できるソリューションの幅が広いこと。これらを元に金融機関を受けていました。就職活動での挫折経験は何ですか? 大手に関して、最初の1社目の内々定がなかなか出なかったことです。やはり高校卒業後から大学入学まで2年間のブランク期間があることがネックになっていました。そもそも、インターンシップに参加していてもESで落ちた会社が何社かありました。周りには、「ESで落ちることなんてなくない?」って言われることも多く、ES突破確率や面接突破確率は周囲の就活生と比べて低かったと思います。その分、内々定を出していただいた会社にはすごく感謝をしています。我究館に入ってどう変わりましたか?ネガポジ(その日にあったポジティブなこととネガティブなこと)を書いて、その日の就職活動を振り返るようになりました。そのことが結果的に自己分析につながっていたり、言語化能力を鍛えたりすることにつながっていたように思います。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?とりあえず自分の将来が固まったことよりも、親やコーチに報告できることに喜びを感じました。その場で内定を言われたので、エレベーターの中や帰り道はルンルン気分でした。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?友達ができたことです。将来を真剣に考えている人たちが多く、仲良くなれました。大学生活は友達なしでも送れますが、就活は情報を得る上でも作らざるを得なかったこともありました笑 友達は精神的な支えにもなってくれることを学びました。あとは人生経験豊かなコーチ陣とお話ができたことも良かったです。我究館のコーチはどんな人でしたか?それぞれのコーチに強みや特性があるなと思いました。性格や人柄、生徒に対する向き合い方という点でもそうでしたし、他業界出身、人事経験者など、その方ならではのアドバイスをいただけました。我究館の仲間はどんな存在でしたか?特に同じクラスのメンバーの存在は心強かったです。精神的に苦しい時にzoomでおしゃべりしたり、毎日のネガポジでお互いにコメントを返信することが、楽しみで励みになっていました。他の就活塾にはない我究館の強みはどういった部分だと思いますか?他の就活塾の実際のところはよくわからないので想像ベースにはなってしまいますが、①クラスがあることによる、クラスメイトとの繋がりがあると思います。②様々なコーチから、それぞれ異なった観点からアドバイスをいただけることだと思います。将来の夢は何ですか?2つあります。①どこでも活躍できる人材になること。②自分の経験や、読書でストックした言葉・フレーズ、他の人から伝え聞いた話をもとに、他者に対して有益なアドバイスを提供できる人になること。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)知性・自信・落ち着きが全身から溢れ出る人間になるHaving(得たいもの)魅力的な人だと他者から思われるGiving(与えたい影響)他者の人生観・幸福観を言語化してあげることを通してインスピレーションを与えるこれから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。正直本選考の面接は茶番と感じる部分もあると思います。私は本音と建前の使い分けが苦手で、苦労した部分もありました。それでも私は就職活動はすごくいい機会だったなと思います。特に感じたのは、社会人の方々は、就活生に対して想像以上に優しいということです。就活しているというだけで、経験豊かで知識豊富な社会人の方々が1時間もの間、1対1でお話をしてくださる機会というのは、本当に就活生の特権だと思います。僕は今年の1月中旬から始めて、5ヶ月で80人に訪問させていただきました。周囲の就活生を見ていて、もっと社会人訪問を活用すればいいのにと思うので、これから就活をする皆さんには、(難しいとは思いますが)心の余裕を持って様々な社会人の方のお話を聞いて欲しいと思います。