学生時代は何に取り組んでいましたか?主に学業とアルバイトです。大学では統計などの数学を学び、データを分析していました。授業では出席や課題の提出だけではなく、発表なども求められたため、大変でした。こまめに時間を見つけて勉強し、人並みになるように勉強していました。またアルバイトでは、個別指導塾の塾講師やファストフード店の時間帯責任者をやっていました。今までの挫折経験は何ですか?大学一年生の冬に怪我をして入院し、所属していたダンスサークルを辞めたことです。元々あった怪我を放置していたら悪化して、治療をすることになりました。サークルの一大行事に向けた練習を離脱せざるを得ず、練習している仲間を見るのが辛かったです。回復までどれくらいかかるか分からなかったため、別のことをするチャンスだとポジティブに考えるようにしました。そこからアルバイトを始めました!我究館に入ったきっかけは何でしたか?大学の友達はすでにいきたい方向性が決まっていたのに、私は何をしたいか分かりませんでした。目標がなくてやる気になれない中、なんとなくメルカリで就活本の4冊セットを買いました。その中にたまたまあった「絶対内定」を読み、「こういうところに頼った方が自分は頑張れるんじゃないか」と思ったことがきっかけです。就職活動の軸は何ですか?その軸をもとにどんな企業を受けていましたか?①自己成長ができる環境今までの人生の選択の中でなるべく難しい方を選択して、結局後悔はありませんでした。自分を成長させるために、難しい環境に身を置き、成長することにやりがいを感じるからです。②顧客に寄り添い、課題解決ができるか塾講師の経験から、個々にあった方法で自分ができることをすることにやりがいを感じたからです。商品よりも自分の人間性や話し方、知識で戦える環境が良いと思い、無形商材を扱う業界や会社に魅力を感じました。2つの軸から証券会社や銀行を中心に受けました。就職活動での挫折経験は何ですか? 当時第一志望だった横浜銀行の最終面接に落ちたことです。面接に向けて準備し、本番でもしっかりと話せたつもりだったのですが、落ちてしまいました。ショックが大きくて、一度就活へのやる気がなくなってしまいましたね。乗り越えられたのは、コーチとの面談がきっかけです。落ちた原因を一緒に分析し、業界の求める人間性とアピールしている人間性にミスマッチがあることがわかりました。相手の求める人間性を押さえて、自分がその人間性を持っているということをアピールしたところ、同じ業界の企業から内定をもらうことができました。我究館に入ってどう変わりましたか?自分に自信が持てるようになったことです。我究館に入る前は、自分には強みがないと思っていました。大学3年間は楽しく一生懸命にやってきたのに、いざ就活のエピソードとして伝えようとしても、何を話していいか分からなかったからです。我究館で講義を受け、クラスメイトの持つ強みや価値観と比較することで、自分では当たり前だと思っていた自分の強みや価値観に気づきました。また、クラスメイトから自分の強みを指摘してもらうことで、強みに気づき、自信を持つことができました。あとは周りに頼れるようになったことも大きかったです。これまで頼るのは苦手だったのですが、同じ熱量を持つ仲間が快く協力してくれました。自分から練習相手になってほしいと声を掛けたのに、「機会を作ってくれてありがとう」と感謝してくれる仲間もいて、頼ってよかったんだと思えました。内定が出た瞬間どんなお気持ちでしたか?嬉しかったです。自分に自信がなかったから、自分のことを必要としてくれる場所があるということを認識することができました。我究館に入館してよかったと思うことはどんなことですか?我究館の講義を通して、素敵な仲間に出会えたことです。大学やアルバイト先は出会う人が限られていたため、これまで共通点がなかった人と話せてとても楽しかったです。講義後も一緒に面接対策などをするなど、お互いにサポートし、相手の成功を素直に喜べる仲間ができました。我究館を卒業した後でも繋がり続けたいです。我究館のコーチはどんな人でしたか?多種多様でしたが、どの方も信頼できる人たちでした。初めて面談する方でも、自分のことを考えていることが伝わってきました。応援の仕方や声の掛け方が人によって違うため、助けになりました。面談で困りごとを相談すると、必ず答えを持って終われました。誰を頼っても良かったです。我究館の仲間はどんな存在でしたか?何でも言えるし聞ける存在でした。皆んな同じ志を持って入ってきているため、周りにフィードバックすることが、自分の成功に繋がると分かっていたんだと思います。例えば、ESを読み合っていて、微妙だったらしっかりと微妙と伝えていました。それを相手も素直に受け取ってくれました。自分が一歩先に出るというより、みんなで頑張ろうという気持ちがあるから出来たことだと思います。他の就活塾にはない我究館の強みはどういった部分だと思いますか?比較していないので正直分かりません。将来の夢は何ですか?周りに必要とされる人であり続けることです。アルバイトや我究館で仲間に頼ったことで「ありがとう」と感謝されることにやり甲斐を感じました。他者のためなら頑張ろうと思えます。BHG(Being/Having/Giving)について教えてくださいBeing(なりたい姿)若くありたい。見た目も価値観や考え方も、置いていかれない人になりたいです。Having(得たいもの)お金と家と家族 自分が育った環境を、自分の子どもにも提供してあげたいです。Giving(与えたい影響)他者の課題を解決したいです。これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。自分の強みで悩むと思いますが、企業にウケるように取り繕うのではなく、自分の中から強みを見つけて、どう伝えるかが大事だと思います。就活当初はなんとなくエンタメ業界を受けていて、相応しい人を装って選考を受けていましたが、結果がついてきませんでした。私はこれまで、コツコツ頑張れることは当たり前だと思っていたけど、他者と比べることでそれが強みだと気づきました。自分にも強みがあるんだよと自信を持って欲しいです。またモノではなく、コトまで広げて話すことも大切だと思います。エンタメ業界を受けていた時は好きなコンテンツについて話していましたが、我究館の講義や塾講師の経験から、「周りと関われる」「数字が出る」ことが好きだと気づきました。強みから見る適性ややりたいことを踏まえて、業界を選ぶといいと思います。また、面接で嘘はつかないことを重視していました。本音で話した結果、結果がついてくるようになりました。