第一志望に受かった日、思い浮かんだのは——我究館に入ったからこそ過ごせた、仲間との時間就活を走り切ったあと、ふと振り返る瞬間がある。たとえば、第一志望の内定を受け取ったそのとき。涙があふれそうになるその一瞬。頭に浮かぶのは、企業名でも実績でもない。そこにあったのは、一緒に走ってきた“誰かの顔”だった。我究館の基礎講義クラス「5B」。就活の終わりに、もう一度集まった8人の仲間たちが語ったのは、「ひとりじゃなかった」ことの意味と、それをともにした時間の価値だった。「あの瞬間、浮かんだのは——」第一志望の内定を得た瞬間、誰の顔が思い浮かんだか。小田切コーチのその問いに、真っ先に答えたのは、はるきさんだった。「家族ですね。泣いてくれて……僕も泣きそうになりました」不安な時期も、黙って支えてくれた家族。その存在の大きさを、結果が出た瞬間に実感したという。「プレゼンが終わって、真っ先に伝えたかった」レンさんは、「入社への熱意をプレゼンで伝える」という形式で行われた最終選考を終えた直後、ある人の顔が浮かんだ。「“あ、小田切さんに伝えたい”って自然に思ったんです」プレゼンの5分間は、志望動機やビジョンだけでなく、これまでの努力のすべてを込めた時間だった。「構成も言葉の選び方も、ここで学んだこと全部が詰まってて。だから、誰よりも早く伝えたかったんですよね、“終わりました”って」「スクショ、家族LINEに即送信(笑)」あいさんは、合格通知メールを開いたその瞬間、迷わずLINEを開いた。「スクショ撮って、家族に送りました。“受かったよ!”って」就活は、自分の挑戦だったけど——実は、親にもたくさん支えられていた。「生活面も精神面も、本当に助けられてたから。やっと、恩返しができた気がしました」「兄に“見たか”って送りました」まおさんは、最終面接前に兄から厳しいダメ出しを受けた。「もう、ズタボロに言われて(笑)。でも、それが逆に火をつけたというか……“やってやる!”って思って」だから、内定が出たとき、まっさきに兄に報告した。「“見たか”って、送りました(笑)」支えてくれた人、叱ってくれた人——その言葉が、踏ん張る原動力になっていた。「一緒に走ってきたからこそ、思い出になる」ゆみさんが思い出すのは、何気ないクラスメートたちとのやりとり。「“グルディス練習しよう”って集まったのに、しゃぶしゃぶ食べて解散したとき(笑)」はるき:「就活の話、まったくしてなかったよね(笑)」勉強会でも、面接練習でもない。でも、そうした“何でもない日”が、実は一番の支えになっていた。「“また明日も頑張ろう”って思えたのは、仲間と過ごした日常があったからだと思う」「あのSPI対策資料、全就活生に配りたい(笑)」クラス内では、情報共有も自然と行われていた。特に評判だったのが、レンさんとみくさんがまとめたSPI対策資料。ゆみ:「あれ、神でした。全就活生に配りたいレベル(笑)」小田切コーチ:「まさか、自作だったのか!?(笑)」誰かの努力が、誰かの役に立つ。それが、ただの“情報共有”ではなく、“信頼の循環”だった。「正直、我究館がなかったら——」では逆に、「我究館に入っていなかったら?」そんな問いには、全員が口をそろえてこう答えた。レン:「内定、取れてなかったと思います。……いや、絶対に取れてないです」けいすけ:「“正解っぽい”ESを書いて、落ちて、誰にも相談できず、自信をなくして終わってたと思います」みく:「夏に動けなかったら、メーカーには行けてなかった。早期から準備できたのは、ここにいたから」まお:「私はたぶん就活を1年延期してたと思います。いや、それすら決断できずに悩んでたかも」あい:「焦って“とりあえず”で決めてたと思う。どこかの企業に入って、“こんなもんか”って思って終わってたかも」“就活は一人でもできる”——でも、本当にそれでいい?きっと我究館に入らなくても、就活はできる。けれど、 “仲間もなく、誰にも相談できず、自分の本音もわからないまま終わる就活” それで、後悔しない自信はありますか?彼らが手にしたのは、“内定”以上の価値だった。「納得感」「人とのつながり」「キャリアの入口」——そして、“自分で選ぶ”という力。そのすべては、「一歩踏み出す勇気」から始まっていた。「また何か始めるなら、このメンバーがいい」小田切コーチが最後に聞いた。「またこのメンバーで何かやるなら、何したい?」一斉に上がった声は——「バーベキュー!(笑)」笑いに包まれる中、小田切コーチが真顔で提案した。「俺は社会人1年目の“答え合わせ会”がしたい」“また会いたい”と思える仲間がいること。“また一緒にやりたい”と思える時間を過ごせたこと。それこそが、我究館の最大の価値だったのかもしれない。「就活の“答え合わせ”ができる場所が、ここにあった」今だから、言える。「ここに入って、よかった」「一人じゃなかったから、折れなかった」「誰かの言葉が、自分を支えてくれた」その実感が、いま迷っている誰かの背中を押してくれることを願って。シリーズ完結に寄せて——“就活の記録”ではなく、“人生の一瞬”として我究館・就活クラス5B「同窓会」より。就活の終わりに、もう一度集まった8人の仲間たち。語られたのは、成功体験ではありません。美しいだけのエピソードでもありません。語られたのは——誰にも言えなかった悔しさ自分がわからなくて泣いた夜苦しくて、前を向けなかった朝そして、そこから這い上がるたびに、隣に誰かがいてくれたこと。「あの夜、一緒に泣いてくれた人がいた」「“それでもやろう”って言ってくれたクラスがあった」「面談で、何度でも自分と向き合い直せた」我究館の一年間は、ただの就活塾の時間ではない。それは、“自分で選ぶ”という力を育てる時間だった。誰かと本音でぶつかりながら、自分の輪郭を取り戻していく時間。そして、「社会に出る」という決断に、確信をもって向き合う時間。最後に、これを読んでいるあなたへ就活のやり方は、人それぞれ。何が正解かは、誰にもわからない。でも、もし今——「ひとりで不安だ」とか、「何を信じればいいかわからない」と感じているなら。このクラスの物語が、あなたにとっての“始まり”になりますように。【シリーズ完結】就活クラス「5B」同窓会レポート 読んでくださって、ありがとうございました。次に“答え合わせ”をするのは、あなたかもしれません。