あの言葉が、今の自分をつくっている——人生を変えた“問い”と“気づき”の瞬間「就活で、自分は何を得たのか?」第一志望の内定を手にした今、そう問われたとき、彼らの答えは一様ではない。「自信」「納得感」「仲間」「覚悟」——でも、その背景には必ず、“ある言葉との出会い”があった。舞台は、我究館の基礎講義クラス「5B」の同窓会。第三回では、就活の中で「自分が変わった」と実感した瞬間や、今も記憶に残っている“あの日の言葉”に焦点を当てる。自分と向き合う勇気をくれた言葉、心に刺さった問いかけ。その一つひとつが、人生を前に進める力になっていた。「これ、本当に自分の本音か?」けいすけさんが、今でも忘れられないのは、Day5のプレゼン後に行われた小田切コーチとの1on1面談だった。「“広告に行きたい”って言ってたけど、その理由を話したあと、小田切さんが“これ、本当に本音なのか?”って聞いてきて…ドキッとしました」それまで、自分なりに正しいと思っていた志望動機。けれどその問いかけが、思考の深さを一瞬でえぐり出した。「気づいたんです。自分の“やりたいこと”に理由をあとづけしてただけだったって」痛い。でも、誤魔化せない。そこから、けいすけさんの就活は“再スタート”を切った。「本音と向き合うのって怖い。でも、そこからしか始まらないんですよね」「あなたはもう、十分ふさわしい」最終面接を目前に控えたとき、みくさんはずっと不安そうな顔をしていた。「“こんな自分で大丈夫かな”って、いつも思ってて。面接直前も、自信なんて1ミリもなかったです」そんな彼女に、小田切コーチがかけたのはシンプルな言葉だった。「“自信を持って。あなたはもう、十分ふさわしい”って言われて——その瞬間、マインドが切り替わったんです」その言葉が、みくさんの中に“自分への許可”を生んだ。「そっから、面接で全然緊張しなかった。本当に魔法みたいな一言でした」「凡事徹底」——それが一番刺さったはるきさんは、初期の頃やや“ふわっと”していたと振り返る。「めちゃくちゃ言われました(笑)。“突飛なことしなくていい。当たり前のことを当たり前にやれ”って」就活を“特別な勝負の場”のように捉えていたが、小田切コーチの言葉が意識を変えた。「“凡事徹底”って言葉がすごく刺さって。“ESを締切守って出す”とか、そういう積み重ねが結局、いちばん大事なんですよね」地に足のついた行動が、選考を通過する力に変わっていった。「選択と集中」——就活にも、人生にも効いてるレンさんが“変化”を感じたのは、「選択と集中」という考え方に出会ったときだった。「夏はもう、“とにかくやる”モードで。20社くらい受けて、全部中途半端で……どれも通らなくて」面談で受けたフィードバックが転機になった。「“選んで、集中しろ”って言われて。最初はピンとこなかったけど、徐々に意味がわかってきて」一社一社を深く知り、伝え方も磨いた。すると、選考の通過率が一気に上がった。「“一文で伝える力”もあそこで身につきました。研究生活でも、絶対に活きてるなって思います」「第1志望群でいいんだよ」——嘘がつけなかった自分を救ってくれたあいさんは、面接で「第1志望です」と言えなかった。「嘘がつけなくて。“本当にここが1位か分からない”って思ってしまって」そんな彼女に、小田切コーチはこう言った。「“第1志望群”って言えばいいんだよ。“行きたい気持ちがある”って、それだけで十分なんだから」その言葉に、あいさんはふっと肩の力が抜けた。「“あ、無理に断言しなくていいんだ”って思えたら、面接でも素直に話せるようになりました」「褒められても、信じられなかった」まおさんは、自己評価がとても低かった。「褒められても、“いやいや、でも私なんて…”って返しちゃうんです」そんな彼女に、小田切コーチは何度も言った。「“素直に受け取っていいんだよ”って。“それがあなたの強みなんだから”って」まおさんにとって、「強み=認められること」は最初こそ難しかったが、次第に意識が変わっていった。「“受け入れること”って、すごく大事なんだなって。就活だけじゃなくて、人間関係でも役立ってます」「自分探しの迷子」から抜け出せたのは、対話のおかげゆみさんは、ずっと“自分らしさ”を見つけられずに悩んでいた。「情報系に進むんだろうなって思ってたけど、どこか違和感があって」講義や面談の中で、過去の経験や“楽しかった瞬間”を深掘りするうちに、新しい選択肢が見えてきた。「我究館の面談って、“キャリア相談”というより、自己探求なんですよね。“自分って誰?”を一緒に掘り下げてくれる」だから、自分だけでは気づけなかった価値観に、出会えた。「就活の話じゃない。人生の話だった」彼らが語る“変わったきっかけ”には、共通点がある。それは、「誰かの言葉」と「自分との対話」だった。けいすけ:「講義ってより、“問い”でしたね」まお:「今でもノート見返してます」小田切コーチ:「ほんとに書いてた?信用ならんな〜」一同:(笑)我究館の講義や面談は、就活のテクニックを教える場ではない。“自分を見つけていく旅の入口”だった。「あの日の言葉が、今の自分を支えている」社会に出たあとも、壁にぶつかる日は来るだろう。でも、心の奥には、あのときかけてもらった言葉が残っている。「“あの面談があったから、今の自分がいる”って言える」「言葉の力って、本当に大きいんだなって思います」その言葉が、何度でも立ち上がる力になる。あなたにも、人生を変える“問い”がきっとある就活は、「企業からの評価」を得る場ではない。本質は、「自分がどう生きていきたいか」を問うプロセスだ。そしてそれは、誰かとの対話の中でこそ見つかる。「自分ひとりでは気づけなかったこと」「あの言葉がなかったら、今の自分はいない」そう言える出会いが、我究館にはある。次回予告|「第一志望に受かった日、思い浮かんだのは——仲間と過ごしたかけがえのない時間」就活の山場を越えたとき、彼らが一番に感じたのは、“支えてくれた仲間たち”の存在だった。涙あり、笑いありの軌跡の中で育まれた“絆”の物語を、次回はお届けします。https://www.gakyukan.net/news/2025080505