就活の時期が近づき、学業やサークルと両立したり、複数の企業の選考を同時並行で進めたりすることに不安を感じている人もいるのではないでしょうか。この記事では、優れたスケジュール管理能力で複数の難関企業の内定をゲットした学生に、「就活に活かせるスケジュール管理術」を徹底解説してもらいます。これを読めば、就活への不安が減り、着実に内定に近づく方法が分かるので、ぜひ最後まで読んでください!目次筆者の自己紹介大阪大学4年生のめいちゃんです。26卒として就職活動を行い、大手インフラ企業など計3社に内定しました。就活では就活塾の我究館にお世話になりました。特技は計画を立てることです!!スケジュール管理に目覚めたきっかけ親の教育がきっかけです。小さい頃から宿題などの課題に取り組む際に、時間を決めてタスクをこなすなどの計画術を教わってきました。その時に土台を身につけ、受験勉強や就活などでスケジュール管理術に磨きをかけてきました。なぜ就活においてスケジュール管理が大事なのか就職活動で納得内定を得るためには、スケジュール管理をして効率的に行動することが必要です。スケジュール管理が就活で必要な理由を3つご紹介します。理由①学業やサークルと両立しながら、就活をしないといけないから理由②複数企業の選考スケジュールを同時に進めていかないといけないから理由③行動量を最大化するため理由①学業やサークルと両立しながら、就活をしないといけないから就活生といえども、本業は大学生です。大学の単位取得や研究、サークル活動など、就活と両立してやらなければならないことはたくさんあります。理由②複数企業の選考スケジュールを同時に進めていかないといけないからインターンシップも本選考も、各社選考時期は重なるため、同時に複数の選考を進める必要があります。理由③行動量を最大化するためインターンシップ・社会人訪問などはスケジュール次第でたくさん取り組むことができ、やればやるほど就活に有利になります!スケジュール管理がうまくいかない3つの理由スケジュール管理の重要性は分かっていても、「長続きしない」「計画通りに進まない」など、失敗してきた人も多いのではないでしょうか。スケジュール管理がうまくいかない3つの理由をおさらいしていきましょう。理由①予定の把握漏れ理由②計画倒れ理由③急な予定変更 理由①予定の把握漏れ自分の予定やタスクの締切を把握できておらず、行動がギリギリになったり、間に合わなかったりすることが原因です。就活ではこれが命取りになり、質の高くないESを出すことになったり、選考の応募に間に合わなかったりすることになります。理由②計画倒れ計画を立てたものの遂行できず、いつもその場しのぎになってしまう人もいると思います。計画どおりにいかない理由は、意志の弱さではありません。次の「スケジュール管理で大切なこと3つ」で、スケジュール管理におけるポイントをお伝えします。理由③急な予定変更急な予定変更があり、立てていた計画が崩れてしまうことがあると思います。特に就活では、突然選考が決まることがあり、スケジュールの調整が不可欠です。こちらも、次の「スケジュール管理で大切なこと3つ」で対策方法をお伝えします。スケジュール管理で大切なこと3つ上記のスケジュール管理がうまくいかない3つの理由を踏まえて、スケジュール管理をスムーズに行う上で大切な3つのポイントをお伝えします。ポイント①予定の把握ポイント②実行可能な計画ポイント③優先順位ポイント①予定の把握まずは予定をすべて把握しておくことが大事です。予定をすっぽかしたり、準備がギリギリになったりしないように、抜け漏れがないようにする必要があります。ポイント②実行可能な計画計画通りにうまくいかずに諦めることにならないように、計画を立てる段階から実行可能性を意識する必要があります。最初からハードルの高い計画を立てると誰でもうまくいかないので、ハードルを下げて確実にできる計画を立てることが大切です。ポイント③優先順位複数のタスクをこなすためには、優先順位を決めて、一つずつ順番にやっていくことが大事です。優先順位の決め方はこの後の章で解説をしていきます。スケジュール管理の手順ここから、私が実際にやっているスケジュール管理の手順をお伝えします。予定を把握し、実行可能な計画を立てれば実行ができるため、下記の二つの流れで解説をしていきます。予定の管理計画を立てる完璧に真似する必要は全くありません。私のやり方を参考に、皆さんのやりやすい形に変えて実行してもらえると嬉しいです。①予定を管理する自分の予定がすぐにわかる状態にしておくことが重要です。就活においては、下記の二つを可視化しましょう!日々のスケジュール(学業・バイト・サークル・就活)タスク(ES・WEBテストなど)の締切②計画を立てる実際に実行可能な計画を立てることがとても大切です。計画を立てるときの流れは下記の通りです。中長期的な目標を決める1週間、1日でやるべきことを把握するスケジュール管理【①予定を管理する】ステップ2つスケジュール管理の第1段階として「予定を管理する」ことが大事です。予定を管理するために私がやっている2つのことをお伝えします。ステップ①Googleカレンダーでスケジュール管理私はGoogleカレンダーで、日々のスケジュールとタスクを管理しています。画像は、私が実際に使っているGoogleカレンダーを参考に作成したものです。Googleカレンダーを使うメリットは以下の通りです。スマホで見られるので外出先ですぐに確認できるPCでも見られるので、電話しながらスケジュールを確認できる(面接の日程調整などで便利♪)Googleカレンダーの使い方のポイントは2つです。予定はカテゴリー毎に色分けすると分かりやすくなる例)大学:青、就活:紫、サークル:赤、バイト:黄色など予定もタスクも分かったらすぐにカレンダーに入力すれば、抜け防止になるステップ②Googleカレンダーでタスク管理Googleカレンダーでは、予定だけではなく、タスクも管理しています。ESの提出やWebテストの締め切りなどを可視化しておくことで、余裕を持って準備をしてこなすことができるのでおすすめです。タスク管理をしたことがない人もいると思うので、スマホで入力をするときのやり方をお伝えします。Googleカレンダーにタスクを入力する方法(スマホのGoogleカレンダーアプリの場合)締切の日付を選ぶ画面右下の+ボタンをクリック「タスク」「予定」と出てくるので、タスクをクリックどこの会社の、何の締切なのかを入れる(例:11/26、A社ES)Googleカレンダーでタスクを入力するときのポイントは下記の通りです。会社によって提出物の内容・タイミングが異なるので、ESとWEBテストの締切が同じ時:A社ES WEBテ締切ESとWEBテストの締切が異なる時:ESとWEBテの締切をそれぞれ入力WEBテストがない時:A社ES(WEBテなし)と入力しておくと、抜け漏れがなくなります!スケジュール管理【②計画の立て方】ステップ3つスケジュール管理の第2段階として「計画の立て方」をお伝えします。実行可能な計画を立てるために、私がやっている3ステップをお伝えします。ステップ①中長期的な目標を決めるまずは今をしなければいけないのかを認識するために、最終的なゴールから逆算をして、いつまでに何をやるかといった中期的な目標を定めましょう。私は「第一志望の日系大手企業内定」をゴールに定め、下記の画像のように就活の中期的な目標を定めていました。このお陰で、インターンシップなどの選考が落ち着く秋ごろにも、本選考に備えて苦手なグループディスカッション対策に力を注げました。【私の就活の中期的な目標】ステップ②1週間でやるべきことを把握する【入門編】Googleカレンダーを使って、1週間の計画を立てる方法を紹介します。1)1週間の始まりを休日に変更する休日は「1週間の帳尻を合わせる期間」と捉えるのではなく、「次の1週間の準備をする期間」と捉えましょう。時間がかかりそうなことは休日に着手しておくと、1週間がうまく回り始めます!スマホのGoogleカレンダーで休日始まりにする方法は下記の通りです。三をタップ設定→全般→週の開始日で「土曜日」を選択2)1週間の「予定」「空き時間」「タスク」を入力する【予定を管理する】で入力した予定に加えて、空いている時間を可視化することで、タスクをやる時間を決めることができます。タスクは締め切り順にリスト化しておくとわかりやすいです。スプレッドシートやリマインダーなどのアプリを使うと良いです。3)タスクの締め切りは前日に設定するESなど提出物の締め切りは当日の提出時間が異なるため、一律で前日にすることをおすすめします。提出遅れ防止になります!ステップ③1週間でやるべきことを把握する【上級編】入門編で計画を立てる段階はクリアです!ただもっと正確にスケジュール管理がしたい人に向けて、上級編の2つのステップを紹介します。これをやると確実にタスクがこなせるようになります。1)各タスクの所要時間を見積もるタスクにどれくらいの時間がかかるか、ざっくりでいいので見積りましょう。例えば、ESの作成=1時間といった形です。これをすることで長々とタスクをこなすことがなくなったり、計画通りに事が進みやすくなります。最初は見積もり通りに実行することが難しいですが、回数をこなすにつれて段々と精度が上がります。2)1週間の空き時間にタスクをはめ込む入門編で可視化した「空き時間」と、タスクの所要時間の見積もりを照らし合わせて、どの空き時間にタスクを行うか決めておくと良いです。このステップのポイントは、優先順位の高いタスクから先に入れていく事です。私は「締切日」を最優先事項として、締切日の早いタスクを先にやるような計画にしています。スケジュール管理をするには、何から始めれば良いかここまでたくさんの具体例をお伝えしてきました。ステップがたくさんあって、何から手をつけたらいいか分からない人もいると思います。これからスケジュール管理をしたい人は、以下の3つから始めましょう!Googleカレンダーを開き、カレンダーを休日始まりにする(やり方はステップ②1週間でやるべきことを把握する【入門編】 で解説しています)1日分の予定を入力(自由時間も入力する)タスクを箇条書きにして、2.の日程でやることを決めるこの記事を参考にしても一人ではスケジュール管理ができないという人は、就活全般のアドバイスや進捗管理を受けられる「就活塾」を利用するとよいでしょう。下記の記事でおすすめの就活塾を紹介しているため、ぜひご覧ください。【2025年】おすすめの就活塾人気ランキング10選|料金や口コミを徹底比較読んでくれた人へのメッセージここまで読んでいただきありがとうございました!様々なスケジュールと同時進行で行わなければいけない就活において、スケジュール管理を制するものが就活を制するといっても過言ではありません。この記事を参考にして、自分でできそうなところを少しずつ真似をして、ご自身にとってベストなスケジュール管理方法を身につけてもらえると嬉しいです。私のスケジュール管理術が皆さんお役に立つと嬉しいです。皆さんの就活の成功を心からお祈りしています!