「ESの『挑戦したこと』って何を書けばいいの?」 「ガクチカとどう違うの?」就活生は結構悩みますよね、、、でも大丈夫です!この記事を読めば、企業に響く「挑戦したこと」の書き方が分かり、自信を持ってESを提出できるようにES通過のコツを徹底解説します!あなたの「挑戦」を魅力的に伝えるために、この記事をぜひ自分の実力に繋げてくださいね!目次ESの「挑戦したこと」と「ガクチカ」は違うの?この二つ、似ているようで若干ニュアンスが違います。それぞれ質問の意図を解説すると、挑戦したこと新しいことへのチャレンジ、難しい目標への取り組み、その過程での成長。どちらかというと挑戦する気持ちや覚悟を知りたい。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと継続的な努力、目標達成のために頑張ったこと。部活、サークル、バイトなどで、どんな役割で何をしたか、どんな成果が出たか。長い時間の中でどんな行動を取ってきたのかが知りたい。といった違いがあります。もちろん力を入れて取り組んだ事自体が挑戦だ!という方もいるかもしれませんが、ここでは2つを別物として、切り離して考えるべきでしょう。企業がESで挑戦したことを聞く理由それではなぜ企業はESで挑戦したことを聞くのでしょうか。企業はあなたの「すごい経験」だけを知りたいわけではありません。主に3つの理由が存在します。自分で考えて動ける人か知りたい(主体性・行動力)難しい問題にどう立ち向かうか知りたい(問題解決能力・ストレス耐性)どんなことに価値を感じ、成長できそうか知りたい(価値観・成長ポテンシャル)自分で考えて動ける人か知りたい(主体性・行動力)指示待ちではなく、自ら課題を見つけて行動できるかを見ています。これは社会人においても必要とされる『自律』という観点を、学生時代でも経験しているのかどうか判断するためです。学校はカリキュラムが決まっていて、大人の指示に従っていればなんとかなったかもしれませんが、ビジネスの世界では通用しません。自ら考え行動ができるのかどうかは、社会人として活躍できるのかどうかを判断する非常に重要な要素なのです。難しい問題にどう立ち向かうか知りたい(問題解決能力・ストレス耐性)2つ目の理由は、困難にぶつかった時、どう考え、どう乗り越えようとするかを知りたいためです。社会人のレベル感は学生時代には想像もつかないほどだと認識しておきましょう。その時に心が折れてしまう人なのか、そのプレッシャーをはねのけて自分なりにチャンスを掴んでいく人なのかは大きな違いになってきます。どんなことに価値を感じ、成長できそうか知りたい(価値観・成長ポテンシャル)3つ目に、何に情熱を燃やし、挑戦から何を学ぶ人なのか、入社後の成長をイメージしています。新卒採用においては、すでに完成された人よりもここからの成長量に期待しているポテンシャル採用の側面が大きいです。経験しているから採用するのではなく、その経験は社会人になっても再現性が高く活躍するうえで必要な経験になるのかどうか、という判断で採用につながっていきますので、成果だけをアピールするのではないという点を押さえておきましょう。ESにおいて挑戦したことを書く時のポイントそれでは、実際にESをで挑戦したことを書く際のポイントを3つほど紹介したいと思います。自分の持っているエピソードなどを思い出しながら、まずは手を動かして書き出してみてください!結果より「どう頑張ったか」にこだわる「自分ならではの工夫」を具体的に書く企業の「求める人物像」とつなげよう結果より「どう頑張ったか」にこだわる「全国優勝」のような華々しい結果は必須ではありません。大切なのは、目標に向かってどんな工夫や努力をしたかというプロセスです。失敗談でも、そこから何を学んだかを語れればOKで、結果の大小だけで判断するほど面接官はザルではありません。なぜその挑戦をしようと思ったのか、自分を突き動かした原動力はなんだったのか、自分の内面を交えてプロセスを具体的にアピールしましょう。「自分ならではの工夫」を具体的に書く挑戦したことがチームでの経験なら、「自分はどんな役割で、どんな工夫をしたのか」を明確にしましょう。「みんなで頑張った」だけではあなたの魅力は伝わりません。企業が知りたいのはあなたのチームがどうだったのかではなく、その中であなたがどうだったのかです。我究館では”人物像”を描かせるという合言葉で文章力アップを図りますが、この”人物像”がはっきりしてこないとどんな実績を上げていたとしても面接官には響きません。企業の「求める人物像」とつなげようそして、その企業がどんな人を求めているか事前に把握することもとても重要です。あなたの経験から、企業でも活かせる強みをアピールできると効果的です。なぜその企業が挑戦を大事にしているのか、その背景を理解したうえで自分のエピソードとつなげることができれば、かなり説得力のあるものになるでしょう。相手を知らずに自分のアピールばかりしても押し売りになってしまうので、相手目線に立つというのは非常に重要なポイントです!自分の挑戦したことに自信を持てない、、、そんな時は!いざ書き出しては見たものの、「人に見せるほど大そびれた挑戦なんてしていない・・・」と自身を失ってしまうかもしれませんが、企業側の求める『挑戦』というのは、小さな挑戦でも大きな挑戦でも構わないのです。その挑戦をすることが自分にとってどんな意味があったのか、その挑戦を通じて自分にどんな変化があったのか、些細なことでも構わないので、エピソードに自信を持ってください。エピソードがないと諦めてしまうことが一番もったいないです!自分で文章を紡げないという方は、我究館でコーチと一緒に言語化を行い、エピソードを掘り起こしましょう。必ずあなたの中に挑戦した出来事はあるはずです。ESの挑戦したことの基本的な構成・フレームワークESで挑戦したことを分かりやすく伝えるには、下記流れで書くのがおすすめです!例文も記しますので、ご自身のエピソードに照らし合わせながらブラッシュアップしてみてください!結論:「私が挑戦したことは〇〇です!」と最初に言い切る。動機・背景:「なぜそれに挑戦しようと思ったの?」を伝える。目標・課題 :「具体的な目標は?どんな壁があった?」を明確に。行動・工夫:「課題解決のために、具体的に何をした?」を一番詳しく!結果・学び:「どうなった?何を学んだ?」を正直に。今後の活かし方:「この経験を会社でどう活かす?」で締めくくる。結論:「私が挑戦したことは〇〇です!」と最初に言い切る。「演劇サークルで観客動員数1.5倍に挑戦しました。」動機・背景:「なぜそれに挑戦しようと思ったの?」を伝える。「私自身が演劇を通じて感動をもらっていたため、もっと多くの人に演劇を通じた感動を届けたかったからです。」目標・課題 :「具体的な目標は?どんな壁があった?」を明確に。「目標は従来の観客動員を1.5倍にし、過去最大規模の集客を実現することでした。課題はサークルの知名度も低く、メンバーの士気が高くないことでした。」行動・工夫:「課題解決のために、具体的に何をした?」を一番詳しく!「知名度を高めるためにSNSで積極的に情報発信し、地域イベントとも連携しました。またメンバーの士気を高めるためにそれぞれに役割を設定し、役割ごとに期待していることを伝え責任感をい醸成しました」結果・学び:「どうなった?何を学んだ?」を正直に。「結果は1.4倍でしたが、行動すれば未来は変わること、メンバーを巻き込んで皆で一つの方向に向かって取り組むことの難しさと醍醐味を感じることが出来ました。。」今後の活かし方:「この経験を会社でどう活かす?」で締めくくる。「この経験で得た行動実現力とメンバーを巻き込む力を活かし、貴社のプロジェクト推進に貢献したいです。」ESのガクチカについてもっと理したいという方は、以下の記事も参考にしてください!【例文付き】30分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワークESで書く挑戦したことを書く時の注意点それでは、さらに挑戦したことを魅力的に伝えるために、2つの注意点を紹介します。NG項目として頭の片隅に入れておくだけでも文章力はアップしますので必見です!嘘や大げさな話はNG読む人がイメージできるように、具体的に嘘や大げさな話はNG正直に、等身大のあなたを伝えましょう。面接でバレてしまうと逆効果です。小さな経験でも、あなたの言葉で語れば大丈夫です。これは後の面接対策でもあります。多少エピソードを加飾することは致し方ないと思いますが、事実を捻じ曲げるのはかえって自分の首を締めてしまいますので気をつけましょう。読む人がイメージできるように、具体的に「頑張った」だけでは伝わらないのがESの難しいところです。「いつ、どこで、何を、どのように」を具体的に、数字を入れるのも効果的です。また、前提を事細かに説明するというよりも、自分の具体的なアクションを分厚く書くようにしてみてください。きっと面接官の脳内に、活躍するあなたの未来像が描写されるはずです!ESで書く挑戦したことの例文ここでは3つの例文を紹介します。ぜひ参考にしてもらいながら、自分自身のエピソードを書き出す参考にしてみてください。例文①部活動での挑戦(挑戦)私が挑戦したのは、〇〇部で練習方法を見直し、全国大会出場を果たしたことです。 (動機)入部当初、チームは連携が弱く県大会止まりでした。私は「チームとしてもっと強くなりたい」と副キャプテンとして改革を決意しました。 (目標と課題)目標を全国大会出場と定め、その中での課題は、従来の練習への慣れと変化への抵抗感でした。 (行動と工夫)全部員と面談し意見をヒアリングを行いました。また強豪校を参考にデータ分析を取り入れた新メニューを粘り強く説得して実践し、成果を可視化しモチベーションも維持しました。(結果と学び)チームの連携が向上し、創部初の全国大会出場を達成しました。目標達成のための行動力と、周囲を巻き込む大切さを学びました。(今後の活かし方)この経験で培った課題解決力と協調性を、貴社で活かしたいです。例文2:サークル活動での挑戦(挑戦)私が挑戦したのは、国際交流サークルでコロナ禍にオンラインイベントを企画し、前年以上の参加者を集めたことです。(動機)対面交流が難しい中、「オンラインで繋がりを作りたい」と代表として企画しました。(目標と課題)目標は「前年参加者数超え」とし、課題はオンラインでの興味の惹きつけ方と海外学生との連携でした。 (行動と工夫)双方向性を重視し、少人数セッションやゲームを導入しました。海外の日本人留学生と連携し、告知や言語サポート体制を整備。時差も考慮し複数回実施しました。 (結果と学び)国内外から前年比〇〇%増の参加者を集めました。困難な状況でも新しい活路を見出す発想力と、多様な人々と協力する力を養えました。(今後の活かし方)この企画力と実行力を活かし、貴社で新たな価値を創造したいです。例文3:ゼミ活動での挑戦(挑戦)私が挑戦したのは、ゼミで地域活性化プロジェクトを立ち上げ、地元企業と連携し提案の一部が実用化されたことです。(動機)地元の過疎化に問題意識があり、大学での学びを活かして貢献したいと考えました。(目標と課題)目標は提案の採用と実用化とし、課題は学生視点の限界と企業との信頼構築でした。 (行動と工夫)文献・現地調査で課題を分析しました。地元企業にヒアリングしニーズを把握し、実現可能性や費用対効果も考慮した具体的な活性化策(新商品開発など)をデータと共に提案しました。(結果と学び)提案した施策の一つが地元企業に採用されました。主体的に課題を見つけ、社会と関わる重要性を学びました。(今後の活かし方)このリサーチ力、企画提案力、関係構築力を活かし、貴社で社会のニーズに応えたいです。ESの自己PRについて書き方をもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください!【例文付き】通過するESの自己PRの書き方とは?就活塾のコーチが解説トップ内定を果たした我究館生はどんな挑戦をしてきた?実際に我究館からトップ企業へ羽ばたいた先輩たちの「挑戦したこと」はどんな特徴があったのか、共通点として紹介しますので、まずは真似るところから始めてみると良いでしょう!。「自分らしさ」が挑戦の軸になっている我究館の強みである徹底的な自己分析を通じて、自分の価値観や強みを理解した上で挑戦を選んでいるため、話に一貫性があり、熱意が伝わります。自分のオリジナリティ(アイデンティティ)が明確だと、企業も魅力的に見えます。一方で、似たりよったりの内容だとあえて採用する必要もない、という判断になりやすいです。他者にはない自分らしさというところに一層磨きをかけアピールをができると成果に繋がりやすいですね!困難にも「めげない行動力」がある先輩たちは、困難から逃げずに、どう考え、どう行動したかを具体的に語っています。困難を逆にチャンスだとと捉えられるしなやかさ(レジリエンス)があるといえるでしょう。もちろん全員が特筆してその能力を十二分に持っているというわけではなく、自分のそんな一面にも気づいているというのが正しい表現です。「経験からの学び」を次に活かそうとしている挑戦の結果だけでなく、そこから何を学び、今後どう活かしたいかという”未来への意欲”が明確です。どんな成長をしてきて、未来をどう捉えているのか。学生生活の延長だけではなかなか思い描きにくい箇所だと思います。一度立ち止まって真剣に自分の人生について考えてみると、自然と自分がどんな人生を歩みたいのかが見えてくるはずです。急がば回れではありませんが、就活という人生のターニングポイントだからこそ、先輩たちのように一度立ち止まって真剣に人生について考えてみるのはいかがでしょうか?ESにおける挑戦したことについてよくある質問下記については、よくある質問として受けることの多い内容です。もしかしたらあなたに当てはまるかもしれないので、お答えしていきましょう!ESで書く挑戦したことが見つからなそう、、どうしても見つからなかったらどうしたらいい?視点を変えてみて、 「苦手克服」や「新しいバイト」、「人前での発表」など、たとえ小さな一歩だったとしても立派な挑戦です。他には、失敗から学んだことなどはありませんか? そこから得た教訓があれば、それはあなたの成長を示す挑戦ストーリーになります。ESの挑戦したことはいつの時代のエピソードでもいい?できれば大学時代の経験がベストです。理由としては、企業は「今のあなた」に近い姿を知りたいからです。ですが、高校時代以前の経験でも、今の自分に大きな影響を与えていたり、今の活動や目標に繋がっていたり、あなたの強みを非常によく表しているのであればOKです。ただし、「なぜその話を選んだか」「今の自分にどう繋がるか」をしっかり説明できるようにしましょう。ESの通過率を少しでも高めるなら我究館の無料説明会へここまで、ESで「挑戦したこと」を魅力的に書く方法を解説してきました。ポイントは、「挑戦」と「ガクチカ」の違いを理解する企業が何を知りたいか(行動力、問題解決力、成長力)を意識する結果よりプロセス、自分の工夫、企業との関連性を重視する分かりやすい構成で、具体的に書くということです。「もっと自分のESを良くしたい!」 「自己分析を深めて、本当に伝えたい挑戦を見つけたい!」そう思ったら、ぜひ一度キャリアデザインスクール「我究館」の無料説明会に来てみませんか?我究館なら、徹底的な自己分析で、あなたの「強み」と「挑戦」を発掘!プロコーチが、あなたの話を企業に響くストーリーに!ES添削や面接対策で、内定まで徹底サポート!多くの先輩が我究館で自信をつけ、夢を叶えています。 あなたの「挑戦」を、最高の形で企業に伝えていきましょう!"