人気業界の一つでもあるコンサル業界。コンサル業界の内定を獲得するためには、インターン選考を有効活用することが大切です。また、コンサルの選考では、ウェブテストのボーダーラインも他の企業に比べて高く設定されていたり、ケース面接やフェルミ推定といった独特な選考があります。対策をしておかないと内定を獲得することはほぼ不可能なので、しっかりとそれぞれ対策をしていきましょう。下記にコンサル業界のインターンについてまとめるのでぜひ参考にしてください。目次コンサルのインターンで早期選考はある?コンサルではインターンシップを通じて早期選考が行われることが一般的です。インターンで高い評価を得た学生には、早期内定に直結したり、本選考の一部が免除されたりと選考の優遇を受けられるケースが多く見受けられます。特に、外資系コンサルの場合は、大学3年生の秋頃(10月~12月)に内定を出すケースもあります。コンサル業界を志望しているという学生は、今のうちからインターンの対策をすることで、有利に就活を進めることができます。コンサルのインターン内容実際にコンサルティングファームはどのような内容のインターンをしているのでしょうか?具体的なインターン内容について解説をしていきます。戦略系コンサルティングファームボストン・コンサルティング・グループ (25卒)企業名ボストン・コンサルティング・グループ (25卒)インターン内容グループワークを通して経営コンサルティング業務を体験いただくプログラムインターン期間3daysインターン時期春・夏・冬選考ステップES→Webテスト→1次面接(筆記テスト+集団面接)→2次面接→インターン(ジョブ選考)→最終面接早期選考の有無有ベイン・アンド・カンパニー(24卒)企業名ベイン・アンド・カンパニー(24卒)インターン内容課題解決型グループワークとプレゼンテーションインターン期間3daysインターン時期春・夏・冬選考ステップES→Webテスト→録画面接→2次面接→3次面接→インターン→4次面接→最終面接早期選考の有無有総合コンサルティングファームPwCコンサルティング(25卒)企業名PwCコンサルティング合同会社(25卒)インターン内容課題解決型グループワークインターン期間1dayインターン時期春・夏・冬選考ステップES→Webテスト→GD→面接→インターン→個人面接→最終面接早期選考の有無有デロイト トーマツ コンサルティング(25卒)企業名デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(25卒)インターン内容課題解決グループワークとプレゼンテーションインターン期間3~4daysインターン時期夏・冬選考ステップES→Webテスト→1次面接→2次面接→インターン→面接→最終面接早期選考の有無有シンクタンク系コンサルティングファームNRI 野村総合研究所(25卒)企業名野村総合研究所(25卒)インターン内容事業環境分析や経営戦略立案等、実際のコンサルティングプロジェクトにて行う一連の業務を経験インターン期間5daysインターン時期夏・冬選考ステップES→適性検査→1次面接→GD→インターン→個人面接→最終面接早期選考の有無有日本総合研究所(25卒)企業名日本総合研究所(25卒)インターン内容プロジェクトマネジメントに関する課題解決型グループワークインターン期間1daysインターン時期夏選考ステップES→Webテスト→GD→グループ面接→インターン→個人面接→最終面接早期選考の有無有その他コンサルティングファームアクセンチュア(23卒)企業名アクセンチュア(23卒)インターン内容課題解決、業務体験インターン期間3~5daysインターン時期夏・秋選考ステップES→Webテスト→GD→インターン→面接→最終面接早期選考の有無有アビームコンサルティング(25卒)企業名アビームコンサルティング(25卒)インターン内容グループワークを通してコンサルティング業務を経験インターン期間1~3daysインターン時期夏・秋・冬選考ステップES→Webテスト→インターン→面接→最終面接早期選考の有無有コンサルのインターンで評価を得るメリットコンサルのインターンで評価を得ると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?代表的なメリットは以下になります。早期内定の獲得コンサルティング業務の経験を積める優秀な社員、学生との交流早期内定の獲得インターンでパフォーマンスし高評価を得ることで、早期に内定を獲得するチャンスが増えます。特にコンサル業界は、日系大手のように本選考で内定通知を出すことはせず、優秀な学生であれば早い段階からどんどん内定を出し優秀な学生を確保する傾向が強いです。また、外資系のコンサルであれば大学3年時の秋頃に内定を出す企業もあります。人よりも早く、難関企業から早期で内定を獲得したい学生は、ぜひチャレンジしてほしいところです。コンサルティング業務の経験を積める実際のコンサルティング業務を経験したり、現場のコンサルタントからフィードバックをもらうことで、コンサルティング業務の実務経験を積むことができます。これにより、自分自身が本当にコンサルティング業務に興味があるのか、自分はコンサルに向いているのかというコンサルへの適性や興味関心を判断することができます。また、コンサルティング業務は課題解決力や論理的思考力、そもそもの思考体力が必要なため、コンサルのインターンで得た経験は他の選考でも大いに役立つと考えられます。優秀な社員、学生との交流コンサルのインターンの場合、多くが現役社員から直接フィードバックをもらえたり、業務や会社についての話を聞くことができます。現役社員の話を聞くことによってコンサルタントとしての視座を高めることができます。また、同じように参加している学生も優秀が学生が多く、刺激を受けたり情報共有をしたりすることができます。コンサルのインターンを攻略するポイントコンサルのインターンを攻略するポイントについて、いくつかご紹介させていただきます。ケース面接対策をしっかりするなぜコンサルタントになりたいのか高いコミュニケーション力と人間性ケース面接対策をしっかりするコンサルの面接で特徴的なのは、なんといってもケース面接でしょう。ケース面接とは通常の面接と異なり、ビジネス課題についてお題が出され、一定時間自分で考えた後で、面接官に回答する面接です。課題に対して適切に回答しているか、また、結論までのプロセスの論理の破綻がないか、その後の面接官の深堀り質問についても回答や前提条件と矛盾なく回答できているか、といった論理的思考力や問題解決力が問われます。初見だとほぼ通過するレベルの回答をすることは不可能なので、ケース面接対策は不可欠です。なぜコンサルタントになりたいのか明確にするコンサルタントは、その業務特性上、業務内容が他社と大幅に変わることはありません。そのため、面接でよくある質問の「なぜ他社ではなくウチなのか」という質問が問いかけられることは少ないです。その代わり、「なぜ他の業界ではなく、コンサル業界なのか」「なぜ営業ではなくコンサルタントになりたいのか」といった業界や業種に対する志望理由を深堀りされる傾向があります。この点に適切に回答できないと、インターン通過や選考通過は厳しいでしょう。高いコミュニケーション力と人間性コンサルの仕事は、一見個人プレーのように見えますが、実際はチームメンバーやクライアントとの協力関係、そして自身の人間性が大切になる業界です。多様なバックグラウンドをもつ人々と力を合わせてチームでインターンを乗り越えることができると、インターン後の早期選考に呼ばれる可能性は上がっていくでしょう。我究館生でコンサルのインターンで結果を出した学生の特徴第一志望内定率92.7%を誇る我究館の生徒で、コンサルのインターンで結果を出した学生の特徴について解説していきます。事前準備の徹底素直さ、改善力課題解決力、思考体力事前準備の徹底とにかく準備を徹底的に行っている印象です。Webテスト、ケース面接、自己分析、エントリーシート、面接、業界研究、企業研究など、就活において必要な準備を、早い段階から、そして他者よりも多くの時間と量をこなしています。コンサルの仕事は、情報収集や戦略立案など、準備が重要な仕事に繋がるので、このように準備段階で量・質ともにこだわり、やり切れる学生が多いです。素直さ、改善力上記のように、早い段階から準備をして、更にそれに対してフィードバックをもらいブラッシュアップができる学生が成果を出しています。例えば、ES添削を何度もしてもらって完成度を高めたり、面接練習やケース面接対策をして厳しい意見ももらいながら改善を重ねるなどです。我究館ではこういった対策が受け放題なので、そのメリットを活かし、こだわりを捨て素直にフィードバックを基に改善を重ねられる学生ほど圧倒的な結果を出す傾向があります。課題解決力、思考体力コンサルではチーム内での円滑なコミュニケーションを図り、意見交換を活発に行うことで、プロジェクトの成果を最大化します。コンサルの業務は難しいのはもちろん、体力や精神力も酷使する仕事です。学生時代に、困難なことに対して長期間向き合い続けてきたり、就活の準備を最後まで根気よくやり続けたり、インターンのグループワークなどでも最後まで諦めずに課題に向き合い続ける学生が、最終的にインターンで結果を出す事が多いです。コンサルのインターンの対策方法コンサルのインターンの対策方法について、項目別に分けて詳しく解説をしていきます!WebテストWebテストは結論コツコツと勉強することが大切です。Webテストの目的は足切りなのである程度のスコアが取れるまで勉強し続けるしかありません。エントリーシートや面接などと違い、答えがあるもの・やればできるものなので、これができないとコンサル就職は難しいといえます。ケース面接・フェルミ推定理論と実践が大切です。まずはケース面接のフレームワークを理解することです。ケース面接のパターンはある程度絞り込めるので、しっかりと準備をすればほとんどの問題に対して対応可能になります。また、フェルミ推定のような推論も、ある程度事前知識が必要不可欠なので、準備することが大切です。そして、それらの理論だけを知っていても、使えなかったら意味がないので、何度も練習をして面接官の前でも論理的に展開できるようになるまで完成度を高める必要があります。自己分析過去・現在・未来においてしっかりと自己理解をするための自己分析が必要不可欠です。過去にどんな経験を行ってきたのかをしっかりと棚卸しし、その経験を経た自分がどんな強みを持ち、逆にどんな弱みを持っているのか。そしてこれからどんな人間となり、社会のどんな課題を解決したり、社会にどんな影響を与えたいのかと、他者よりレベルの高い自己分析が重要です。エントリーシートエントリーシートは何度も何度も添削をしてもらい、極上の一枚に仕上げることが必要です。特にコンサルの志望理由の場合、企業間で大きな業務の違いはありません。その代わり、なぜコンサルティング業界なのか、なぜコンサルタントなのかという点において、徹底的に深堀りが行われます。しっかりと対策をしてロジカルな説明ができないと、なかなか選考を勝ち上がっていくことは難しいでしょう。面接面接は練習も何度も行うことにより、まずは面接慣れをしましょう。そして相手の質問を意図を瞬時に判断し、質問に対して的確な答えを返せるようになる訓練が必要です。特にコンサルは論理的思考力が問われるので、想定質問はもちろん、想定外質問に対してもロジカルに考え、伝えられる能力が問われます。そのためにもしっかりとトレーニングを積み対策していくことが必要です。ジョブ上記でも書いたように、コンサルの仕事は個人プレーではなくチームメンバーやクライアントとの協力関係、そして自身の人間性が重要な業界です。多様なバックグラウンドを持つ人々と、力を合わせてチームでコミュニケーションをとっていきながら課題解決に向けて取り組んでいく姿勢が求められます。その中で、もちろん論理的思考力や本質を見抜く力も同時に見られるので、その点もしっかりアピールしていく必要があります。まとめ:コンサルのインターンを徹底攻略|ESや面接対策・おすすめ企業をご紹介コンサルのインターンシップで高い評価を得るためには、事前準備が必要不可欠です。初見で攻略することはほぼ不可能な内容になっています。コンサルの業務自体も、リサーチや書類作成など準備に多大な時間と労力を要するので、その適正を見られているとも言えます。量・質共に他者を圧倒する準備をしないと、内定を掴み取るのは難しいといえます。これらの準備をしっかり行い、自己分析をして自分自身を深く理解し、適切にアピールすることで、コンサルのインターンシップで高い評価を得ることができるでしょう。BCGやボストンコンサルティングなど、最難関のコンサルティングファームへの内定実績が多数ある我究館は、無料で就活の相談会を実施しています!コンサルのインターンで結果を出したいという方は、ぜひ一度相談しに来てください!