就活の一環として、有給のインターンシップへの参加を考えている方もいると思います。様々な種類があるからこそ「参加するメリットは?」「どうやって選べばいいの?」と悩んでいませんか。今回は1万人以上の就活生をサポートしてきたキャリアデザインスクール「我究館」のコーチが、有給インターンシップの探し方をお伝えします!これを読めば、自分に合ったインターンシップを選び方が分かるので、ぜひ最後まで目を通してください。目次有給インターンシップって何?有給インターンシップとは、学生が一定期間、企業で働きながら給与をもらう形のインターンシップです。貴重な実務経験を積みながら、収入も得られて一石二鳥です。特に、就職活動を控えた学生にとっては、職業の適性を図ることができる絶好の機会になるでしょう。無給インターンとの違い最大の違いは、もちろん給与が支払われるかどうかです。有給インターンシップでは給料が支払われるため、学生はお金をもらいながら実務経験を積むことができます。さらに、有給インターンは責任ある業務を任されることが多く、より実践的なスキルを身につけやすいです。無給インターンでは、経験を積むことが主な目的となります。給与がない分、短期的な負担は少ないですが、長く続けるには難しさがあります。アルバイトとの違い働く目的や得られる経験に大きな違いがあります。アルバイトは主に収入を得るための手段であり、業務内容もマニュアル通りに行動することが求められることも多いです。それに対して、有給インターンシップは将来のキャリア形成を目的とし、専門的なスキルや知識を身につけるための実務経験を積むことが主な目的となります。また、有給インターンシップでは、企業の一員としてプロジェクトに参加したり、業界特有の経験を積むことができます。成果を出すことが求められる分、責任も大きいですが、アルバイトよりもやり甲斐を感じられるでしょう。有給インターンシップの種類有給インターンシップの中にも、企業の規模や期間によって種類が異なります。一つずつ見ていきましょう。短期インターンシップ(大手企業)短期のインターンシップは、1週間から1か月程度の比較的短い期間で行われるプログラムです。学生が夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用して参加することが多いです。短期間で集中的に学ぶため、企業の業務や文化に触れることができ、就職活動に役立つ情報を得ることができます。また、短期インターンは複数の企業で経験を積むことができるため、自分に合った職場環境や業界を見極める機会にもなるでしょう。長期インターンシップ長期のインターンシップは、数か月から1年以上の期間にわたって行われるものです。これに参加することで、より深い業務経験を積むことができ、プロジェクトの初期から完了まで一連の流れを学ぶことができます。長期インターンシップでは、学生は実際の社員と同じように業務に参加し、責任ある役割を担うことが多いため、実務スキルの向上だけでなく、チームワークや問題解決能力なども養うことができます。有給インターンシップに参加するメリット有給インターンシップに参加するメリットはたくさんあります。一つずつ見ていきましょう。本格的な就業体験ができる収入が得られるビジネスマナーなど基本的な社会人スキルが身に付く本格的な就業体験ができる有給インターンシップに参加することで、本格的な就業体験を積むことができます。実際の職場での業務を通じて、自分が将来働きたい業界や職種について深く理解することができます。これにより、自分のキャリアビジョンが明確になり、就職活動において自信を持って企業にアピールすることができます。また、現場での経験を通じて、理論だけでは学べない実践的な専門スキルを身に付けることができます。収入が得られる有給インターンシップの最大の魅力のひとつは、収入が得られることです。さらに、実際の仕事で得た報酬は、自分の努力が形となって返ってくるため、大きなモチベーションとなります。また、経済的な負担が軽減されることで、より集中してインターンシップに取り組むことができます。ビジネスマナーなど基本的な社会人スキルが身に付く有給インターンシップは、ビジネスマナーなどの基本的な社会人スキルを身に付ける絶好の機会です。例えば、電話応対やメールの書き方、会議での発言方法など、社会人として必要なスキルを実際の業務を通じて学ぶことができます。これらのスキルは、就職活動だけでなく、将来的なキャリアにも大いに役立ちます。インターンシップを通じて、社会人としての自信をつけることができます。有給インターンシップの選び方のポイント多くの求人があるため、どのように選べばいいか迷うと思います。有給インターンシップを選ぶ上でのポイントをお伝えします!有給インターンシップをする目的を明確にする目的に合った業界や企業、業種を選ぶ給与や勤務日数経験者の口コミを見る有給インターンシップをする目的を明確にする有給インターンシップを選ぶ際には、参加する目的を明確にすることが重要です。将来のキャリアに必要なスキルを身につけたいのか、特定の業界について深く知りたいのか、それとも単純に収入を得たいのか、それぞれの目的によって選ぶべきインターンシップは異なります。目的が明確であれば、自分に合った有給インターンシップを見つけやすくなります。目的に合った業界や企業、業種を選ぶインターンシップの目的が明確になったら、その目的に合った業界や企業、業種を選ぶことが大切です。例えば、IT業界に興味があるなら、IT企業の求人を探すのが良いでしょう。また、大企業での経験を積みたい場合や、スタートアップでのスピード感を体感したい場合など、自分のキャリアビジョンに合った企業を選ぶことが重要です。業界や企業のリサーチをしっかり行い、自分の目的に合った選択をすることが成功の鍵です。給与や勤務日数有給インターンシップを選ぶ際には、給与や勤務日数も重要なポイントです。自分の生活スタイルや学業との両立を考え、無理のない範囲で働けるインターンシップを選びましょう。また、給与面も重要です。時給や月給がどの程度なのか、交通費やその他の手当が支給されるか確認するなど、条件を確認しましょう!経験者の口コミを見る最後に、経験者の口コミを見ることも役立ちます。実際にその企業でインターンシップを経験した人の声を聞くことで、職場の雰囲気や業務内容、社員のサポート体制など、リアルな情報を得ることができます。口コミサイトやSNS、就活イベントなどで情報を集め、できるだけ多くの視点から検討しましょう。有給インターンシップの給与相場有給インターンシップの給与相場は、業界や企業、地域によって異なります。一般的には、時給1000円から1500円程度が多いですが、IT企業や外資系企業などでは時給2000円以上の高給与が支払われる場合もあります。インターンシップの期間や業務内容によっても給与は変わるため、自分の希望する給与条件に合った企業を選ぶことが重要です。また、給与だけでなく、交通費や食事補助などの福利厚生が整っているかどうかも確認しておくと良いでしょう。有給インターンシップに参加するまでの流れ有給インターンシップの参加の流れは、通常の就職活動と同じです。一般的な流れを説明します。自己分析をする応募をする選考を受ける自己分析をする有給インターンシップに参加するためには、まず自己分析を行うことが重要です。自分の強みや弱み、興味関心のある分野や業界を明確にすることで、どのようなインターンシップが自分に適しているのかが見えてきます。自己分析を通じて、自分のキャリアビジョンを具体化し、そのビジョンに沿ったインターンシップを選ぶことが成功の鍵となります。応募をする自己分析が終わったら、次にインターンシップの応募を行います。インターンシップの募集情報は、企業の公式サイトや求人サイト、大学のキャリアセンターなどで確認することができます。応募書類としては、履歴書やエントリーシートが必要になる場合が多いです。これらの書類には、自己PRや志望動機を具体的に記載し、企業に自分の魅力を伝えることが大切です。選考を受ける応募が完了したら、次に選考を受けます。選考は書類審査のほか、面接や適性検査などが行われることが一般的です。面接では、自分の強みやインターンシップで達成したい目標などを具体的に伝えることが大切です。また、企業研究をしっかり行い、その企業が求める人物像に合ったアピールをすることが選考突破のポイントです。選考は社員に会う貴重な機会にもなります。選考を通じて、自分が本当にその企業で働きたいと思えるかも確認しましょう。有給インターンシップの効率的な探し方多くの有給インターンシップがある中から、自分に合った求人を探す方法をお伝えします。求人サイトで探す直接企業に応募するイベントに参加する大学のキャリアセンターに行く求人サイトで探すインターンシップを効率的に探すには、求人サイトを使うことが有効です。求人サイトでは、さまざまな企業のインターンシップ情報が掲載されており、自分の希望する条件に合ったインターンシップを見つけやすいです。また、求人サイトには、応募書類の書き方や面接対策など、就活に役立つ情報が多く掲載されているため、参考にすると良いでしょう。①エンゲージ(https://en-gage.net/search/koyokeitai/internship/)地域別に検索し、求人の情報を確認することができます。またサイトから直接応募することができるため、便利です!②Wantedly(https://www.wantedly.com)たくさんの求人が載っていますが、興味のある業種やスキルなど条件を絞って検索することができます。直接企業に応募するもうひとつの方法は、直接企業に応募することです。特に、興味のある企業や業界がある場合は、企業の公式サイトをチェックして、インターンシップの募集情報を確認するのがおすすめです。また、企業によっては、インターンシップの募集が公式サイトに掲載されていないこともあるため、直接問い合わせることで情報を得ることができる場合もあります。積極的にアプローチすることで、自分の熱意をアピールするチャンスにもなります。イベントに参加するインターンシップの情報を得るために、就職イベントや合同説明会に参加するのも有効な方法です。これらのイベントでは、多くの企業が参加しており、直接企業の担当者と話す機会があります。イベントに参加することで、企業の雰囲気や業務内容を詳しく知ることができ、インターンシップ選びの参考になります。また、イベントでの出会いが、将来的な就職活動にも繋がることがあります。大学のキャリアセンターに行く大学のキャリアセンターも、有給インターンシップを探しに有効です。キャリアセンターでは、企業からのインターンシップ情報を多数持っており、学生の相談に乗ってくれるスタッフがいます。キャリアセンターを活用することで、自分に合ったインターンシップを見つけやすくなります。また、履歴書の書き方や面接対策などのサポートも受けることができるため、インターンシップの選考に向けた準備がしっかりと行えます。有給インターンシップのQ&A有給インターンシップにまつわる質問にお答えします。有給インターンシップはガクチカ(学生時代に力を入れたこと)に使えるの?使えます!有給インターンシップはガクチカに書けます。実際の業務を経験することで、単なるアルバイト以上の貴重な経験を積むことができます。例えば、プロジェクトに参加して成果を上げたことや、チームの一員として問題解決に取り組んだ経験は、企業の採用担当者に強いアピールポイントとなります。また、有給インターンシップで得た実践的なスキルや知識は、面接時に具体的なエピソードとして話すことができるため、自信を持ってガクチカとして活用できるでしょう。学業と両立できるの?学業と有給インターンシップの両立は可能です。ただし、バランスを取るためには計画的な時間管理が必要です。多くの企業は学生の学業を考慮し、柔軟な勤務時間を提供しています。例えば、週に数日や午後からの勤務など、学業に支障をきたさないように配慮されていることが多いです。また、学業の繁忙期には勤務時間を調整することができる企業もあります。事前に企業側とスケジュールの相談をしっかり行い、自分の学業とのバランスを取りながら、有給インターンシップに参加しましょう。扶養控除の103万円に含まれる?有給インターンシップで得た収入は、年間の所得が103万円を超えると親の扶養控除から外れることがあります。これは、アルバイトやその他の収入と合算して計算されます。103万円を超えると、親の所得税や住民税の負担が増える可能性があるため、収入の管理が重要です。インターンシップを始める前に、自分の年間収入を見積もり、必要に応じて企業に相談して勤務日数や時間を調整しましょう。親ともよく話し合い、収入管理をしっかり行うことが大切です。有給インターンシップ選びは自己分析から!様々な企業が有給インターンシップの募集をしています。まずは自己分析をして興味がある分野や実現したいことを考え、参加する有給インターンシップを絞っていきましょう!自己分析をどうやってやったらいいかわからないという方は、ぜひ自己分析を始めて日本に広めた就活塾である、我究館の無料説明会も活用ください!まとめ:有給インターンシップとは?探し方や応募方法、ガクチカにつながるのかを知りたい!有給インターンシップに参加するメリットや探し方を紹介させていただきました。本格的な就職活動を前に、将来どんな仕事をしたいのか、どんな業界や職種に向いているのかなどを考える良いきっかけになります。また、就活でアピールできる実績を積みながら、給与も得られます。自分に合った仕事を見つける第一歩となるため、積極的に有給インターンシップに参加してみましょう。