いよいよ始まった大学生活!でもなんとなく次は就活だ…などと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。昨今の就活状況において重要とされるインターンシップに、大学1年生から参加したほうがいいのかな?と心配に思っている方も増えてきているように見受けられます。実際に我究館でも1年生から入館し、様々なインターンシップに参加、早期選考で内々定というルートが年々顕在化しています。今回は毎年多くの学生を第一志望内定に導いている我究館コーチが、インターンシップや大学1年生における就職活動について解説していきます。この記事を最後まで読むと、大学1年生におけるインターンシップについて解説しながら、その先にある就職活動の進め方についても理解が深まる内容としています。最後までお楽しみください!目次そもそもインターンシップとは?なぜ就活に重要なの?就活にはインターンシップが重要らしい…ということは理解していても、実際インターンシップって何だろう?という方も多いのではないでしょうか。インターンシップとは、「企業が提供する職場・職業体験」のことで、本来は学生の就職へ向けた訓練の意味合いで実施されてきました。しかし、受け入れる企業としては、せっかく学生を一定期間受け入れ一緒に働くのであれば、仕事を通じて一緒に働きたいと思う学生には、 ぜひ自分たちの会社に来てほしい!と考えるようになり、インターンシップでの評価・選考が一般的になりつつあります。ここが、就活においてインターンシップが重要とされる理由の一つです。インターンシップの種類インターンシップと表現されるプログラムには、実はいくつかの種類があります。その内容について一つずつ解説しながら、どんな方にオススメかも紹介していきます。1day(ワークショップ)短期(3daysや5days)インターン長期インターン1day(ワークショップ)一つ目は1dayと表現されるインターンシップです。企業によってはワークショップと表現されることもあります。期間はその名の通り1日、もしくは半日の日帰りです。内容は企業説明やグループワークが多いです。どちらかというとより多くの学生に企業のことを知ってほしい!という想いで企業が展開していることが多く、参加へ向けた敷居はそれほど高くありません。インターンシップ後の選考の要素はそこまで大きくないのが特徴です。その企業のことをもっと知りたい、その企業の社員と接点を持ちたい、そこまで時間は取れないという方にオススメとなっています。短期(3daysや5days)インターン二つ目は、3daysや5daystといったインターンシップです。これは多くの企業で展開されている一般的なインターンシップと言えます。期間は3-5日間が一般的です。内容は企業説明やグループワーク、職場での同行なども含まれ、より社会人のリアルな姿を体験できます。このインターンシップは、企業としての狙いは、1dayに比べると優秀な学生の選抜と入社へ向けた魅力訴求となってきます。そのため、参加に関するハードルは高く、書類選考や面談、動画選考などが行われることが多いです。また、参加後も様々なプログラムを通じてその人の素養や行動特性、積極性、思考力などを評価されることがあります。評価が高い学生には、その後の早期選考などいわゆる優遇ルートを案内されることが多いです。このインターンシップへ参加をオススメできるのは、企業のことをもっと知りたいだけでなく、ある程度企業に評価してもらえる人間性や就活への高い理解度を有した方となります。むやみやたらにこのインターンシップへ参加してしまうと、企業に良くない評価をされてしまうリスクもあるので要注意です!長期インターン三つ目は、長期インターンシップです。期間は半年~1年と設定されていることが多いです。内容は社会人の仕事の仕方と限りなく変わらず、一人の戦力として実務体験がでできます。このインターンシップこそ、本来の職業体験といったところでしょうか。この長期インターンシップについては、前日の1dayや短期と異なり、企業側は短期間での利益を狙っているわけではありません。長い目で見て、就活市場での広告的な役割を期待していたり、学生を戦力として迎え入れるからこそ社内に新しい風を吹き込みたいという想いがあったり等が考えられます。その中で、学生と企業のマッチング度合いが非常に高ければそのまま内定、ということもあるでしょうがそこまで多いケースとは言えません。また、展開している企業はベンチャーや外資系が多く、就活で皆が生きたいと思う企業では実施されていない場合がほとんどです。学生時代にそれほど打ち込めるものがなさそうだったり、大学生の間に社会人の予行をしておきたいんだ!という方にはオススメです。大学1年生のインターンの探し方インターンシップの探し方がわからない、何から見ればいいのかわからない…という方にいくつかの方法をご紹介します!方法①就活サイトを確認する方法②企業の採用HPへ登録する方法③就活塾で「自分を知る」方法①就活サイトを確認する就活をする上で、最も多くの情報を得ることが出来るのが就活サイトです。リクナビ、マイナビ、ワンキャリアなどが代表例として挙げられます。この就活サイトには、インターンシップをはじめとする多くの情報が掲載されています。興味のある業界や業種、日程などから検索をし、自分に合ったインターンシップを探してみましょう!方法②企業の採用HPへ登録する就活サイトの情報は、皆が手軽に見れる情報にまとめられているので、深く企業やインターンシップを理解するには不十分な面があります。その場合は、興味のある企業の採用HPに登録して、採用HP内のコンテンツを確認してみましょう。企業はせっかく登録してくれた学生に少しでも自社の志望度を上げてほしいという想いから、映像や資料などコンテンツを用意していることが多いです。インターンシップ参加に向け提出が求められるES(エントリーシート)の内容や提出期限も、そのHPに記載がありますので要チェックです!方法③就活塾で「自分を知る」3つ目にご紹介する就活塾の活用は、企業の情報を知るというよりも「自分を知る」ためにオススメします。就活サイトを見ても、どの企業を選んだらいいのかそもそもわからない…という方も多いと思います。そんな時には、「自分を知る」ために就活塾を活用すると、自分の興味がある業界に絞って企業のことを調べることが出来ます。一見遠回りなように見えますが、実は最短距離で自分のいきたいインターンシップ情報にたどり着くことが出来ます。例えば我究館のように、BHG(Being、Having、Givingの略:将来どうありたいのか、将来何を得たいのか、何を与える存在になりたいのか)などの自分のコア・価値観を明確にするほど、企業とのマッチング度合いも測りやすくなります。大学1年生がインターンに参加するメリットそれでは大学1年生がインターンに参加したほうがいいのか?そうでないのか?メリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう!メリット①:社会人として求められることが分かるメリット②:選考ルートを案内される可能性があるメリット①:社会人として求められることが分かるメリットの一つ目は、社会人として求められることが分かるというところです。社会人と一定の時間を共にすることで、卒業後に社会人として求められる資質や能力などを大学1年生のうちから理解できるというのは、その後の大学生活でも大いに役立つことでしょう。そのため、さらに目的意識をもって学業や課外活動に取り組むことが出来ます!メリット②:選考ルートを案内される可能性があるここは決して大きい部分ではありませんが、インターンシップで優秀な学生と評価された場合は、別ルートの選考を案内されることがあります。大学1年生の段階でこの評価を受けた場合は、かなり優秀と判断されたと考えることが出来ますし、その後の就活においても相当有利な状態で取り組むことが出来ます。メリット③:インターンシップの参加が「ガクチカ」になるこれは長期インターンシップに限ったところですが、インターンシップの経験がガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)のエピソードになります。サークルや部活などのエピソードがあまりない方は、このエピソードがかなり重要になってくるでしょう。長期インターンシップの中で、自分なりに改善をしたり、提案をしたりすることが大切になってきます。長期インターンシップに参加するだけでは、企業が評価してくれないので、くれぐれも参加しただけで満足しないでくださいね!大学1年生がインターンに参加するデメリットそれでは一方のインターンシップに参加するデメリットも見ていきましょう。この内容も踏まえてインターンシップを真剣に考えてみてくださいね!デメリット①:大学生活が就活のためになりかねないデメリット②:低い評価を付けられてしまう恐れがあるデメリット①:大学生活が就活のためになりかねないデメリットの一つ目は、せっかくの大学生活が就職活動のためだけになってしまうリスクがあるということです。大学では、研究活動や学業を通じた教養の修得であったり、サークルや部活動などの活動を通じて学べる社会性や組織運営などの機会が失われる可能性があります。就職に向けて準備を進めることはもちろん大切ですが、大学生活の本分を踏まえて判断していく必要があります。大学生だからこそできる活動と、就職準備のための活動の二つをきちんと分けて考えて行動していきたいところです。デメリット②:低い評価を付けられてしまう恐れがあるインターンシップでは、職業体験ができるメリットがある一方で、企業に評価される側面も持ち合わせています。仮にインターンシップに参加できたとしても、至らない部分が企業の目に留まり、低評価として情報が残ってしまう可能性もあります。基本は単年ごとに更新されることが多いですが、ある程度企業や社会のことを理解してから、参加するのがベストです。とりあえず気軽に参加するものではないので気を付けましょう!社会のことや就活について効率的に準備を進めたい方は、就活塾を活用するのがお勧めです。我究館では、社会人マナーをはじめとする人間性の向上を目指し、基礎講義や回数無制限の1on1コーチング面談を実施しています。大人とコミュニケーションを取る際の言葉遣いや、礼儀などについても学ぶことが出来るので、ぜひご活用ください!大学1年生がインターンシップに参加するべきかどうかの判断基準ここまでインターンシップの様々な側面について理解を深めてきました。それではインターンシップに参加するべきかどうかの判断基準はなんなのか、解説していきましょう!ポイント①:現在の大学生活は充実しているかポイント②:社会人と対話ができる状態なのかポイント①:現在の大学生活は充実しているか現在の大学生活が充実しているかどうかは、大事な判断材料です。充実している場合は、無理に大学1年生からインターンシップに参加する必要はないのではないでしょうか。もし、大学生活に充実感が得られていない場合は、インターンシップに参加するのもいい方法です。インターンシップに参加しながら、自分のやりたいことを見つけたり、興味のある仕事を探してみましょう!ポイント②:社会人と対話ができる状態なのかインターンシップでは、職業体験が出来ることと評価されてしまうことは両側面になっています。高校を卒業したばかりで、まだ社会人と話をすることに抵抗があったり、自分に自信が持てない人は無理にインターンシップに参加しなくてもよいでしょう。一方、社会人と話す経験があったり、どんどん社会人と交流していきたいと考え、対話が出来る状態の人は積極的にインターンシップに参加し、経験を積んでみてください!一般的には、大学2年生以降に活発化していく就職活動において、先取り出来ること間違いなしです!大学1年生のインターンはまず自己分析からおそらく多くの大学1年生は、まだ伸びしろが多く、すぐに社会で活躍できる状態ではないかもしれません。また、自分にどんな価値観があるのか、今後人生で何を大切にしていきたいのか、どんな企業に興味があるのかすらも曖昧な方も多いのが実態だと思います。そんな時は、まず自分のことをよく知ることが最優先事項です。この自己分析こそ、早くから取り組んでおくと就職活動のみならずその後の人生でも大いに役に立ちます。我究館では、自己分析を我究と呼び、様々なワークや高い志を持った仲間同士の相互交流によって、より深い自己分析を行います。自分一人では自己分析が出来ないという方や、就職活動で他よりも一歩リードしておきたいという方は、ぜひ我究館で一緒に本当の自分を手に入れましょう!まとめ本記事では大学1年生はインターンに参加したほうがいいのか?について詳しく解説していきました。大学に入学したばかりの1年生には、 参加するメリット・デメリットが存在しますので、きちんと比べたうえで参加すべきかの判断をしていきたいところです。就職活動におけるアドバンテージを早くから得ておきたいという方は、ぜひ我究館で自己分析を一緒に進めていきましょう。 きっとあなたが心の底から行きたい!と思う企業に出会えるはずです。