就職活動を進めていくと必ず耳にする『自己分析』。内定を獲得するためには必須の対策であり、エントリーシートや面接など、すべての就活対策につながるものでもあります。今回は、自己分析本としてベストセラーである『絶対内定』シリーズの発行会社であり、日本で初めて自己分析を広めたスクールのコーチが、絶対内定するための自己分析のやり方について徹底解説します!ぜひ最後まで読んでみてください!目次自己分析とは?自己分析とは、端的に言えば、『現在の自分の理由を探すこと』です。例えば、なぜ現在の自分はその仕事に就きたいと思っているのか、の答えは自分の中にあることがほとんどです。いないとは思いますが、志望理由を書くときにネットにそう書いてあったから、と答える人はいませんよね?自己分析とは、自分の中にある価値観や強み・弱みなどあらゆる要素を言語化する作業であり、その中から面接やエントリーシートで伝えるべき内容をピックアップしていきます。自分の価値観や考え、行動特性などを理解することこそが、相手に自分の魅力を伝える第一歩なのです。自己分析をするメリットでは時間をかけてでも自己分析を行うメリットは何なのか?具体的に見てきましょう!ESが書けるようになる・面接対策になるESとはエントリーシートのことを指します。このESでは、もちろんあなた自身のことを聞いてきます。その時に自己分析がされていると、様々な自分のことを書くことが可能になります。また、ESは、面接の場面でも非常に重要な役割を果たす書類です。このESに沿って質問が飛んでくることがほとんどです。学生時代頑張ったことや志望動機などの面接での一般的な質問に加え、それに対する深掘りなども自己分析ができているとスムーズに応えることができます。自己分析はある意味、就職活動における土台ということが出来るでしょう。合わせて読みたい自己分析は本当に就活の面接対策になる?メリットやおすすめのやり方を解説業界研究にムダな時間をかけなくて済むこれも就活でよく聞く『業界研究』。世の中にどんな業界・会社があるのかを調べていくことも必要です。その際に、どの業界から調べたらよいか。自己分析が出来ている人は、行きたい業界が定まっているため迷いがありません。自己分析の結果、自分のやりたい仕事はこれだ!と方向が定まっていると自ずと調べるべき業界も絞られます。一見遠回りに見える自己分析ですが、実は最短ルートにすらなりうるというのが自己分析のメリットです。自己分析はいつやればいいの?『いつやるのか、今でしょ!』という言葉が一世を風靡しましたが、自己分析もこれに近いものがあります。自己分析は、何かを調べる必要もなく、自分と向き合うことなので今すぐ取り掛かることが可能です。思い立ったが吉日!ではありませんが、今この記事を読み終わったら、すぐにアクションを起こせたら最善です。強いて言えば、提出したいESの1週間前には完了しているのが理想でしょう。サマーインターンのスケジュールもにらみながら、納得のいくESを提出するために、自己分析は計画的に、早くから行っていくことをオススメします!自己分析をやるときに意識したいことそれでは自己分析をやるときに意識したいことを見ていきましょう!自分の本音に耳を傾ける親の意見や、行きたい企業が少し見えてくるなどが原因で、自分の本音を隠して、そこにチューニングするかのように自己分析をしてしまう場合があります。それは本音ではないので、面接の際に論理の矛盾を露呈してしまう危険性があります。自己分析を行う際には、自分に素直に、本音のみOKということを肝に銘じて進めると、より深い自己分析が可能になります。自己分析では、「本当に自分が望んでいることか」常に自分の本音を意識していきましょう。主観的になりすぎない常に自分のことについて考え続ける自己分析においては、主観が強くなりすぎてしまう場合があります。その場合は、自分の自己分析を他者に見てもらう必要があります。自分ではすごいと思っていたけど、意外に普通だったり、自分では普通と思っていたけど、案外評価される行動だったりするため、他者との共有で客観的視点を取り入れることが効果的です。友達や就活のプロなど、第三者の目線も取り入れるようにしましょう。【合わせて読みたい】自己分析の簡単なやり方とは?初めての自己分析はまずこれをやるべき【項目別】自己分析のやり方と質問事項もう少し具体的に自己分析のやり方について、項目ごとに見ていきましょう!強みについてやり方のポイントは、自分が胸を張ってアピールできるポイントを捉えるということです。ESの中でもこれは、最大の訴求ポイントになりますので、自信をもって言える長所を探していきましょう。このような問いに対して自分なりに回答を準備していくと、強みが見えてくると思います。あなたが他者より抜きんでているところは何ですかあなたの今までの成功体験はなんですか?その要因は?人から褒められることはどんなことですか?あなたの長所はなんですか弱みについてやり方のポイントは、強みの裏返しであるという点です。時折強みと弱みで全く違うことを書いている人がいますが、そのわかりにくさからあまりオススメはできません。その人の行動特性をポジティブに捉えると強み、ネガティブに捉えると弱みという認識が分かりやすいかと思います。また、弱みについては必ずどのように向き合って改善しているのかを伝えましょう。相手に安心感を与えることが出来ます。あなたが苦手なことは何ですか今までの失敗経験はなんですか?その要因は?あなたの強みはなんですか?その強みが弱みとなっているとしたらどんな部分ですか?あなたが人よりも劣っているなと感じる点は何ですか価値観や大切にしたいことやり方のポイントは、まずはエピソードを列挙してみることです。これまでの人生で経験してきたことを、可能な限り思い出してみましょう。その中で、楽しかった出来事と辛かった出来事に分別してみてください。それぞれ出来事で共通する想いや決断の理由がおそらくあなたの価値観です。大切にしたいことも、過去に何も根拠がない場合はほぼありません。自分が経験したり、感じたり、理解したからこそ将来は大切にしたいと思うはずです。将来やりたいことやり方のポイントは、将来を小分けにして考えることです。漠然と将来のことを考えても思いつかないと思うので、3年後、5年後、10年後に絞って考えてみるといいでしょう。自分はどんな仲間と仕事がしたいのか、どんな製品を世に送り出したいのか、周りからどんな評価を得ていたいのかなどを考えながら未来の自分を想像してください。解像度は時間と共に上げていければ大丈夫です。また、我究館では将来やりたいことを考えるときに、BHG(Being、Having、Giving)という考え方を使っています。ありたい姿であるBeing、得たいものであるHaving、与えたい影響であるGivingの3つの軸に分けて将来やりたいことを考えています。ぜひこちらの軸でも自己分析を進めていきましょう!社会に与えたい影響やり方のポイントは、自分の中にある問題意識に目を向けることです。社会に与える影響という壮大なテーマになると、いかに自分事と絡めて考えていけるかが大事になってきます。社会が抱える問題や、ありたき未来に向かって自分はどういった認識をしていて、社会とどういう関係性を持っていきたいのかを考えていくと、どんな影響を与えたいのかが少しずつ言語化できると思います。内定を獲得する自己分析なら絶対内定がおすすめこれまで紹介してきた自己分析の仕方が、この『絶対内定』ではワークシート形式で網羅されています。一度手に取ってみてもらえれば一目瞭然ですが、その厚さに驚く方もいるかもしれません。ただ、このワークシートに取り組んでいくと不思議と不安な気持ちが薄れていき、自信が湧いてくる感覚を覚えると思います。それこそがまさに自己分析が行われている証拠です。ぜひお手に取って、自己分析を進めてみてください!【合わせて読みたい】絶対内定を使った自己分析のやり方とは?確実に内定に近づく方法を著者が解説まとめまとめ:【完全版】内定を獲得するための自己分析のやり方を徹底解説自己分析がいかに重要か、そのやり方について詳しく解説させて頂きました。ただし、仲間からの客観的視点を取り入れるだったり、自分の弱みについて向き合うことなどは、一人でやりきることが非常に難しい項目でもあります。そんなときには我究館で、本気の、仲間と一緒に自己分析を進めていきましょう!我究館は就活の悩みを無料で相談できる無料説明会を実施しています!自己分析で悩んだらぜひ以下のリンクよりご活用ください!