夏インターン選考が終わったこの頃。次に意識しだすのが秋インターン。夏インターンに参加できた人、参加できなかった人、まだ就活を始められていない人等様々な方が挑戦します。本選考が近づく中、秋インターンは失敗したくないはず。今回の記事では、秋インターンに挑む意味や気を付けるべきポイント、具体的な対策方法について詳細に解説します。この記事を読めば意味を理解した上で秋インターンに臨めるため、是非最後までお読みください。 目次秋インターンって何なの?企業にとってはどんな意味がある?秋インターンとは10月~12月に開催されるインターンシップです。学生にとっては授業が始まる時期に開催されるため、通常は1日~3日ほどの期間で開催されることが多いです。 ここでは一般論よりも、企業にとってどのような意味があるのかを解説したいと思います。企業側にとっての秋インターンの位置づけ①質の高い母集団形成25卒採用において、企業は2025年4月の入社人数目標達成を目指しています。その達成のためには早くに良い候補者を集めておく必要があります。その第一歩として企業が実施するのが秋インターンです。よく夏インターンがその第一歩と捉えられがちですが、夏インターンの時期は前年度の内定者イベント対応等で人事も忙しい且つ就活生も自己分析ができていない事も多いため、企業にとっては実は重要度が高くないのです。②マッチ度の高い人材への魅力付け企業側は秋インターンにおいて、早期選考に導く目標人数を追っています。その目標を達成するため、自社とマッチ度が高いと判断した学生には積極的に自社の魅力付けを実施し、早期選考に来てもらえるように促すことが多いです。そのため、秋インターンでは本格的に仕事内容の紹介・体験を実施し、当日のワークではマッチ度が高い人材を見分ける作業を実施しています。秋インターン参加のメリット上記企業側にとっての秋インターンの意味を踏まえ、下記が秋インターン参加のメリットとなります。メリット①早期選考に招待される可能性がある上記の通り、企業にとって秋インターンはマッチ度の高い人材を早期選考に招待することを目的にしているため、マッチ度が高いと判断された場合は早期選考に招待されやすいです。早期選考に招待されると早い段階で内定を獲得することができるため、この段階で秋インターンに参加することは非常に重要です。メリット②競合になる参加者が少ない秋インターンの時期は部活・文化祭等就活以外の活動が忙しくなり、就活に身が入らない人も多いため、参加人数が少なくなることが特徴です。参加者が少ないと当然のことながら優秀者に選出される可能性が高いため、この段階に就活をしておくことは大きなメリットになります。メリット③本選考に比べ、高い選考スキルは必要ない就活は、本選考に近づけば近づくほど筆記試験の合格基準点やES・面接スキルの基準は上がります。そのため、秋インターンの段階はそこまで就活生の選考スキルは低いです。もし秋インターンに参加ができ、早期選考に招待された場合は選考フローが短縮され、筆記試験等の実施も免除になる可能性も十分にあります。選考スキルに自信がない方ほど秋インターンに挑戦しておくことが得策です。秋インターンはいつから対策が必要?秋インターン対策は早ければ早いほど良いですが、9月上旬までに始めておくことが重要です。 募集開始が9月後半辺りになるケースが多いため、照準を合わせて対策をしておきましょう。秋インターンの対策って何をすればいいの?今回は就活対策がまだ始められていない人に対する秋インターン対策に対して説明いたします。STEP1 周囲の人から自分に合いそうな仕事を提案してもらう就活を始める上で最もやるべき事がエントリー。エントリーをすればその後ESや面接対策等のやらなければならないタスクが立ちはだかるため、自然と体が就活モードに変わります。そのエントリーをするにあたってぶち当たる壁はどの企業にエントリーすればいいかわからないという問題。それを解決する上で手っ取り早い方法が自分の事をよく知る周囲の人から向いていそうな仕事を提案してもらう事です。周囲の人とは、家族・バイト先の人・部活やサークルの先輩・学校の先生等の社会人がおすすめです。社会人は仕事をする上で様々な仕事内容の人と関わります。そのため、どの仕事が向いてそうかという提案の質は比較的高いことが特徴です。自己分析をしてから自分にあった企業を自分で選ぶのがベストですが、まずすぐに始める上ではこの方法が最もスピーディーなので、最低2人に「自分に合う仕事を是非提案してほしいです!」と依頼して頂きたいです。STEP2 エントリーするマイナビ、リクナビ等でSTEP1にて提案してもらった仕事を手掛かりに秋インターンへ申し込みしましょう。 最低10社程度申し込みすることをおすすめします。インターンには選考ありとなしのものがありますが、まずは参加することが重要なので、選考なしのインターンをいくつか申し込んでおく方が良いと思います。STEP3 エントリーした会社から依頼されたTODO(ES提出、面接、筆記試験)等の対策を実施するエントリーを先にすることで締め切り効果が働くため、依頼されたTODOの対策を行いましょう。 エントリーシートや面接、自己分析などの就活対策はぜひその他の記事でもご紹介させていただいていますので、参考にしてみてください。まとめ本記事では、秋インターンの意味や就活をあまり始められていない方に対し、対策方法を解説しました。とにかくやるべき事は、早期にエントリーをすることです。冬インターンや3月の本選考になれば競合が増え、どんどん選考レベルが向上します。今のうちに始める事が最も効率的に結果を出す方法のため、是非実践してみてください。