人生な様々な局面で実施してきたであろう自己紹介。趣味を話したり、今までの経験を話したり等のイメージがあると思いますが、就活の面接での自己紹介はどうすべきか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、就活で他の人と差をつけ、印象に残る自己紹介の方法を実際の我究館生の事例を踏まえて解説します。この記事を読めば、面接の自己紹介の作り方がイメージできるようになりますので、是非最後まで読んでみてください。 目次自己紹介で伝えるべき項目自己紹介で伝えるべき項目は極めてシンプルにすべきです。企業にとって、自己紹介は就活生一人一人を認識する最初の機会です。企業担当は多忙な事が多く、面接前に一人一人のエントリーシートを事前にじっくり読んでいられません。そのため、自己紹介で自分がどんな人かを端的に伝えてあげる事が、その後面接をする面接官にとって有難い行動となります。シンプル且つユニークに印象に残るように伝えることが有効なため、是非以下の項目をご確認ください。名前フルネームで伝えましょう。珍しい名前の方は、ゆっくり目に話す事や、どんな漢字かを伝えてから名前を伝えると、覚えてもらいやすいのでおすすめです。例:〇〇と漢字で書きます〇〇と申します。大学名・学部基本的にはそのまま大学名と学部・学科をお伝えください。ここで面接官に変な印象を付けないよう、横文字の複雑な学科に所属しているときは学科名を省くようにしましょう。自分の特徴とその根拠ここが最も重要です。複数名の面接をこなす面接官にとって、名前を覚える事は難しいです。だからこそ、「○○=負けず嫌い」のようにあだ名付けされるような表現にすべきです。主体性、協調性等のありきたりな強みを印象に残る言葉に変えるためのテクニックを下記に紹介します。簡単な事例と共に記載しますので、自分なりに工夫して作成してみてください。【テクニック】(1)主張したいキーワードをより具体化する (2)比喩を使う (3)話し言葉を使って具体的なイメージを湧かせる (4)自分のモットーを示す【例】「素直」をキーワードに、テクニック(1)と(2)を組み合わせる (1)自分の成長のために他人のアドバイスを取り入れることができます。 (2)「Mr.スポンジ」と呼ばれるほど。 ↓ 私は「Mr.スポンジ」と呼ばれるほど、自分の成長のために他人のアドバイスを取り入れることができます。【例】「周りを俯瞰する力」をキーワードに、テクニック(1)と(3)を組み合わせる (1)私はその場で必要なことを先回りして実施することができます。 (3)飲食のアルバイト先で、「えっ、もうやってくれたの?」とよく言われる→私はその場で必要なことを先回りして実施することができます。飲食のアルバイト先でよく言われる言葉が、「えっ、もうやってくれたの?」です。【例】「負けず嫌い」をキーワードに、テクニック(4)を使う (4)「勝つまでやる」をモットーに、今まで周りに負けないよう努力し、結果を出してきました。 → 私は負けず嫌いな人間です。「勝つまでやる」をモットーに、今まで周囲に負けないよう努力し、結果を出してきました。自己紹介で印象に残るために意識するべきポイントをご紹介次のポイントを押さえないと、せっかくユニークな特徴を作ったとしてもなかなか印象に残る事が出来ないので、是非チャックしていきましょう。長さは30秒~1分以内に抑える簡潔な自己紹介が面接官にとって最も印象に残りやすいです。多数の要素を盛り込みにくい30秒~1分以内を意識すれば、自然とシンプルな内容が作成できるでしょう。自分の見た目の印象に合わせた話し方をする自分の見た目の印象と主張しているポイントが乖離していると、面接官にとって「本当にそういう人なの?」というような不信感を与えかねません。例えば、大人しいふわふわしたイメージがある方が目標に対して努力できると主張しても、信用できないと思います。見た目の印象と乖離しない内容を話す場合はそのままで大丈夫ですが、もし乖離する場合は、ギャップがある旨を話すことが重要です。下記が例となるので、参考にしてみてください。【例】大人しいふわふわしたイメージを持たれやすい方「周りからは大人しくふわふわしてるとよく言われるのですが、実は営業インターンで売上1位を取るくらい目標達成にこだわることができます。仲の良い方からは見た目はふわふわ、中身はストイックと言われます」主張するポイントは一つに絞る強みを二つ伝えたり、所属サークルについての話を入れたりする人が居ますが、基本的に主張は一つにしましょう。面接官は一度に複数主張されても理解することができません。くれぐれもシンプルを心掛けてください。数々の内定を獲得してきた我究館生の自己紹介の事例事例①初めまして。○○大学○○学部の○○です。私は負けず嫌いな人間です。「勝つまでやる」をモットーに、今まで周囲に負けないよう努力し、結果を出してきました。大学時代は、アルバイト先のテレアポ大会で成績1位になるために努力をしました。同じタイミングで入社した仲間が先に初受注したことが悔しく、仲間に負けないよう販売成績の良い先輩社員の話し方やメモの取り方をまねしました。その結果、2カ月後には営業成績1位を獲得することができました。入社後もこの性格を生かし、結果を出せる社会人になっていきたいです。本日は何卒よろしくお願いいたします。事例②初めまして。○○大学○○学部の○○です。私は「Mr.スポンジ」と呼ばれるほど、自分の成長のために他人のアドバイスを取り入れることができます。大学受験時代に塾の先生の言う事を素直に実践して結果を出した経験から、成長のためには素直に他人の力を頼る事が自分のスタイルになりました。アカペラサークルでは優秀な先輩に積極的に相談しに行き、アドバイスを素直に実践することで新人賞を獲得することができました。御社に入社した際にも、このスポンジのような素直さを武器に精進して参ります。本日はよろしくお願いいたします。 まとめ自己紹介は簡単なようで奥が深いです。自己紹介でこの人=○○という印象がつけられると、その後の設問への回答内容も、自己紹介で主張していた○○という特徴を生かしたんだろうなと思ってもらう事ができます。逆に、自己紹介とその後の回答との一貫性がないと違和感にも繋がります。良い自己紹介を作成するためにも、まずは深い自己分析をし、人生を通して考えた自分の特徴をシンプルに主張するとその他エピソードとのズレも少なくなるためおすすめです。