「学生時代頑張ったことが本当にない、、」面接やエントリーシートで必ず聞かれる「学生時代頑張ったこと」。誰しもが輝かしい成果を残していたり、相当な努力をしてきたわけではないため、どう伝えたらアピールできるか悩む方も多いと思います。今回は学生時代特に頑張ったことがないという学生に向け、面接でどのような話をして、どのようにアピールすれば良いのかについて解説していきます。また、今からでもできる学生時代頑張ったことの見つけ方や具体的なアイデアもご紹介します。このブログを読んで、面接で自分の価値を伝えるための方法を学び、自信を持って面接に臨むことができるようになっていきましょう。 目次学生時代頑張ったこと(ガクチカ)がなくても今からできることはたくさんある「ガクチカがない」と焦っていたり、他人と比べてガクチカが弱くて不安と思っているあなた。心配する必要は全くありません。ガクチカに自信がなくても今からできることや考えられることは沢山あります。しっかりと自己分析をしながら、ガクチカの見つけ方やどんなガクチカを伝えることが一番効果的なのかを探っていきましょう。 学生時代頑張ったこと(ガクチカ)を面接官が聞く意図は?どんなことにモチベーションが湧くのか知りたいガクチカを聞くことで、「なんのためなら頑張れる人なのか」を面接官は聞いています。面接官としては、入社した後もモチベーション高くやりがいを感じながら長期間にわたり働いてくれる人を見極めています。逆にモチベーションの源泉が伝わらなかったり、自社であなたのモチベーションが湧かせることが難しいと判断されてしまうと、落とされる確率が上がってしまいます。その人の価値観が知りたいガクチカでは、あなたの価値観も問われています。学生時代に何に頑張ったのか、それはそもそもなぜやろうと思ったのか、その時に何が大変でそれをどう乗り越えたのか。また、そこから何を得て何を学んだのか。エピソードは同じでも、そのきっかけや学んだことなどは人それぞれ違います。そういった1人1人の価値観が自社で提供できる価値観とマッチしているのかを、ガクチカを問うことで知ろうとしています。結果に対する執着や思考法を知りたい社会人と学生の最大の違いは、結果に対して責任があるかないかです。社会人は目標や業務に対して責任を持ち、達成するまで行動することが求められます。そんな中で、どれだけ結果に対してやりきってきたのか、どれだけこだわれるのかといった執着力や思考法もチェックされます。学生時代頑張ったこと(ガクチカ)を見つける方法大学より前の経験から考えるガクチカはよく、大学生以降の経験を書かないといけないと思われがちですが、そんなことはありません。胸を張って頑張ったと言える経験が大学以前の経験であれば、その経験を伝えても大丈夫です。中高生時代の部活や受験、生徒会や学園祭、コンテストなど本気で熱中したものを見つけていきましょう。ただし、大学以降の経験を教えてくださいという指定が入ることもあるので、大学以降のガクチカも準備しておくことは大切です。趣味や日常の習慣から考えるガクチカは、部活やサークル、アルバイトやインターンのことを書く人が多いですが、趣味や日常の習慣を題材にしても全く問題ありません。しかし、ただの趣味だとアピールになりづらいので、客観的に成果が出ているものを取り上げるようにするとより効果的です。直近の我究館生の例を挙げると、趣味のSNSでフォロワー1万人達成、筋トレでベンチプレス100㎏達成、ポケモンカードの大会で上位入賞、旅行で47都道府県制覇などがありました。友人や親など第三者に聞いてみる自分はそこまで頑張っているつもりがなくても、他人から見ると頑張っているように思えることはよくあります。ぜひ、親や友人など第三者の意見を聞いてみてください。自分が思ってもみなかったエピソードや忘れていた出来事が聞け、ガクチカのヒントになるかもしれません。 それでもない場合は今から学生時代頑張ったこと(ガクチカ)を作ろう面接では今頑張っていることも伝えていいもし、あなたがそれでもガクチカがないと感じていたり、ガクチカが弱いと不安に感じているのであれば、今からでも遅くありません。何かに本気で取り組んでいきましょう。アルバイトやインターンに本気で取り組んでみたり、新しくTOEICや資格の勉強を始めてみたり、あるいは筋トレやダイエット、美容といった自分磨きや、趣味・遊びなどどんなことでも構いません。自分が本気で頑張れるものを見つけ、夢中で取り組んでみてください。取り組むものが本気であればあるほど、どんどん自分に対して自信がついてきます。他人と比べるのではなく、過去の自分と決別し、自信をもって取り組んでいるものがあると面接で堂々と伝えられることの方がよっぽど誠実さや本気度が伝わります。もし夢中になれるものが見つからないという場合は、ぜひ自己分析にも取り組んでみましょう。我究館に通った学生の事例自信を持って語れるガクチカがなく、我究館に入館。自己分析をして今後のアクションプランを作成し、営業のインターンで圧倒的な成果を出すことにコミット。結果、3か月で同じ早慶のインターン生を差し置き営業成績で1位を獲得。それだけにとどまらず今後入ってくる新人インターン生に対してマニュアルを作成、チーム内の営業成績を常時20%以上底上げすることに貢献。ガクチカがないと焦っていたにも関わらず、就活では大手SIer、大手電機メーカーを中心に6社内定。今からでもできる学生時代頑張ったこと長期インターンを始める就活本番までまだ時間があるという方は、ぜひ長期インターンの参加も検討してみてください。より本当のビジネスに近い形で経験が得られるだけでなく、長期インターン先で結果を残せば早期内定につながることもあります。ビジネスに近い経験で結果を出しているという実績があれば、学生時代頑張ったこととしてアピールしやすくなるため、ぜひ参加してみましょう。趣味や特技を全力でやってみる就活本番まで時間が少ないという方は、今やっている趣味や特技をあなたなりに全力でやってみることもおすすめです。趣味が筋トレであれば大会の出場を目指してトレーニングや食事制限をしてみたり、走ることが趣味であればマラソン大会の出場を目指してトレーニングを積んだり。例え趣味や特技であっても、しっかりと自分なりの目標設定をして、課題を分析して全力で行動をするプロセスがあればそれは立派な学生時代頑張ったことにつながります。資格取得のための勉強を始める志望企業が決まっているのであれば、その選考に有利になるような資格の取得も学生時代頑張ったことを作るのにおすすめです。中には2〜3ヶ月で取得できるにも関わらず、学生時代頑張ったこととしてアピールできるものもあります。資格取得をメインの学生時代頑張ったこととして使うことは危険ですが、補助的な役割として使用するにはおすすめの手法です。まとめ学生時代頑張ったこと(ガクチカ)は今から作れば問題ない。ガクチカは他人と比べるものではなく、自分が一番本気で取り組んだことを伝えることがとても大切です。本当に頑張ったかどうかは喋っている顔や雰囲気を見れば分かります。大げさに話したり、話を盛ったりせずともありのままの真実を伝えた方が相手に伝わります。しっかりと学生時代にやってきたことを棚卸しして、自分が何に対して本気だったかを確認していきましょう。それでも本気でやったことが無いのであれば、今から本気になるものを探し、実行していきましょう。